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27.6.2020

ウブロのよくある質問「ビッグバンの一般人気モデルはどれですか?」に答える ~3つの代表モデルを紹介~

Komehyo

ブログ担当者:須川

 

■ウブロのよくある質問「ビッグバンの一般人気モデルはどれですか?」に答える ~3つの代表モデルを紹介~

 

ウブロの代表的なモデルと言えば、「ビッグバン」です。

 

皆さんの中にも、たくさんの著名人が愛用していることもあり、「ビッグバンが気になる」という方は多いでしょう。

 

ただし、ビッグバンを愛用する著名人は、個性を重視した選択をしたり、スポンサー関係の絡みもあって、“個性的なデザインのビッグバン”を着けていることが多いように感じます。そのため、どうしても、皆さんがメディアを通して見かけるビッグバンは、個性的なビッグバンであることが多いでしょう。

↑個性的なデザインのビッグバン

※ビッグバンの“ウサイン・ボルト”限定

 

しかし、一般の消費者の方で、著名人のような個性的なビッグバンを選択する方は、一握りかもしれません。なぜなら、実際に皆さんがビッグバンの購入を検討するときには、「使うときのTPOも考えて、あまり個性が強過ぎない方が良い」と考えるからです。

 

この状況もあり、ビッグバンを検討する一般の方から、

 

ビッグバンの一般人気モデルは何ですか?

 

という質問がくることがあります。

 

今回は、この質問に回答いたします。

 

 

 

 

 

 

■ビッグバンの3つの一般人気モデル

 

では、ビッグバンの“一般人気モデル”を紹介します。

 

もちろん、ビッグバンには人気モデルはたくさんあります。しかし、あまり多くの種類を紹介すると、逆に分かり難くなりますので、今回は、敢えて3つのモデルに絞り込んで紹介します。

 

つまり、次に紹介するビッグバンが、いわゆる“代表モデル”と言っても問題ないでしょう。

 

 

 

①ビッグバン・スチールセラミック

(Ref.301.SB.131.RX)

・ケース径:44mm

・ケース素材:ステンレス(メイン)、セラミック(ベゼル)

・バンド:ラバー

・文字盤:カーボン調(黒色)

・ムーブメント:HUB4100

・メーカー価格(税込み):1,584,000円

 

ビッグバンは2005年に登場しますが、こちらは登場初期からあるデザインの「元祖ビッグバン」と言える存在です。現在のウブロのシリーズとしても「オリジナル」シリーズに括られています。

 

ケース径はより小ぶりな「41mm」も存在しますが、それはバリエーションとしての要素が強く、こちらの44mmの方がビッグバンとしては一般的でしょう。また、ビッグバンは、ベゼルにセラミックを使わない「ビッグバン・スチール」も存在します。どちらも甲乙つけがたいぐらいの存在感はあるのですが、ビッグバンが「異素材の融合」を意図して作られた経緯があることから、セラミックベゼル採用のモデルを優先的に代表モデルに挙げました。

 

 

 

②ビッグバン・スチールセラミック

(Ref.301.SM.1770.RX)

・ケース径:44mm

・ケース素材:ステンレス(メイン)、セラミック(ベゼル)

・バンド:ラバー

・文字盤:カーボンファイバー(黒色)

・ムーブメント:HUB4100

・メーカー価格(税込み):1,584,000円

 

こちらも「オリジナル」シリーズに属するビッグバンで、2009年に登場したモデルです。簡単に言うと、先に紹介した「ビッグバン・スチールセラミック」の文字盤違いです。文字盤はカーボン調ではなく、カーボンファイバーになっており、インデックスは全てバータイプになりました。発表当初は、「ビッグバン・エボリューション」と呼ばれており、まさに、ウブロにとって新たなデザインのチャレンジだったのでしょう。現在では、そのすっきりとしたフェイスが好評を博し、新定番となっています。

 

 

 

③ビッグバン・ウニコ・チタニウムセラミック

(Ref.411.NM.1170.RX)

・ケース径:45mm

・ケース素材:チタン(メイン)、セラミック(ベゼル)

・バンド:ラバー

・文字盤:スケルトン仕様

・ムーブメント:HUB1242(ウニコ)

・メーカー価格(税込み):2,321,000円

 

こちらは、2013年に登場した、自社開発ムーブメント「ウニコ」を搭載したビッグバンです。シリーズとしても、「ウニコ」シリーズに属します。メーカー価格で比較しても、先のビッグバン・スチールセラミックよりも70万円以上も高いプライスがついていますので、上位機種であることがわかります。

 

特徴は、文字盤をスケルトン仕様にして、ウニコを直接鑑賞できるようにしている点でしょう。わざわざ、クロノグラフのON/OFF部品であるコラムホイールを文字盤側に設置していることからも、「見せる(魅せる)」ことにこだわっていることがわかります。また、クロノグラフには、“フライバック機能”が付加されています。

 

こちらもバリエーションがあり、ケース径がより小ぶりな「42mm」や、セラミックを使わない「ビッグバン・ウニコ・チタニウム」も存在します。ただし、先のビッグバン・スチールセラミック同様、こちらの45mmのセラミックベゼル採用のタイプを、優先的に代表モデルに挙げました。

 

※メーカー価格は、執筆時点でのものです

 

 

 

 

 

 

■最後に

 

今回は、「ビッグバンの一般人気モデルは何ですか?」という質問に答えるべく、3つのビッグバンを紹介しました。

 

最後に、今回の3つのモデルを、条件で括ってまとめてみます。

 

 

 

<一般人気のビッグバンの条件>

 

・ベゼルがセラミック素材のステンレスまたはチタン製ケース

 

・ケース径が44~45mm

 

・カーボンまたはスケルトン文字盤

 

・ラバーベルト

 

 

 

この条件のモデルが、一般人気のモデルとなります。ただし、前述の通り、今回は敢えて3つのモデルにまで絞ったのですが、本来は、これらに近い人気をもつモデルもあります。例えば、セラミックベゼルでない「スチール」モデルは、文字盤がカーボンではないフラットなタイプで、「スチールセラミック」とは違う魅力を持っています。

↑ビッグバン・スチール

 

また、今回の一般人気の条件から帰納すると、2018年に生産終了となった「アエロバン・スチールセラミック」も範囲に入ってしまいます。

↑アエロバン・スチールセラミック

 

その意味では、人気モデルを“たった3つ”に絞るのは、多少、無理があったかもしれません。しかしそれでも、“ビッグバン選びで迷っている方”の助けになればと思い、敢えて3つに絞りました。是非、参考にしてみてください!

 

 

 

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