高級腕時計の時計通信

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9.4.2015

ロレックスの新CEO「ジャン・フレデリック・デュフール」 ~ゼニスからロレックスへ~

Komehyo

ブログ担当者:須川

 

時計業界の顔であるロレックスについて最近思うことを書いてみようと思います。    

 

 

 

■ジャン・フレデリック・デュフール氏がロレックスのCEOに就任!

 

色々話題に事欠かないロレックスですが、昨年、ジャン・フレデリック・デュフール氏のCEO就任が私にとって驚きのトピックでした。彼の活躍は時計業界では有名な話ですが、私もショパールのL.U.C開発責任者だった時代から注目をしていました。  

 

デュフール氏は多くを語らない人物であり、更にロレックスも多くを語らないメーカーです。おそらく、今後のロレックスの動きも、こちら側がウォッチしておかないと情報が手に入らない可能性がありますので、注目をしておく必要がありそうです。ただし、新CEOの過去の実績について知っておくことが今後のロレックスの動きへのヒントになる可能性がありますので、下で彼の過去について少し触れたいと思います。

 

↑CEOに動きがあったゼニスとロレックス

       

 

 

 

 

 

■ゼニス在籍時の活躍

 

デュフール氏は、2009年にティエリー・ナタフ氏よりゼニスを引き継ぎ、率いています。私は、そこから始まる「デュフールゼニス」に高い評価をしています。  

 

90年代のゼニスは、今から考えるとかなり良心的な価格のメーカーでしたが、華やかさが不足している印象でした。その後、ナタフ氏のCEO就任によりゼニスは華やかなメーカーとして変化しましたが、価格が格段に上がってしまいました。

 

↑ナタフ氏の時代のモデルは華やか

※画像はクロノマスターXXT

(型式03.1260.4021/76.C505)

 

 

その後を引き継いだデュフール氏は複雑になりすぎたラインナップの整理、主力ラインの価格の引き下げを行いました。ただ、時計の高級感をなるべくそこねない工夫が巧みでした。私が感心したのは、風防をドーム型にし、見返し部分の距離をつめることにより文字盤がより近くに感じるようにした点です。ケースの形状が生産性を考慮したためかシンプルに設計されている分、文字盤側で高級感を損ねない工夫がされています。価格もお手ごろでデザインも秀逸なゼニスは世界的に好調なセールスを続けます

 

↑文字盤が近くに感じる現行品ゼニス

 

 

そして、そんな人物が、これからロレックス率いていくとなると、楽しみでしょうがない、というのが私の率直な感想です。   いったい、どこへ向かっていくのか…。

 

皆様も、そういった視点でも注目してみてはいかがでしょうか。  

 

 

 

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