高級腕時計の時計通信

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2.7.2021

ロレックス、オメガ以外で探す「将来性のある高級時計」 ~これからはナビタイマーに注目すべし!~

Komehyo

ブログ担当者:須川

 

今回は、ロレックスやオメガ以外のメーカーから、「将来性のある高級時計」を紹介しようと思います。

 

先に結論から言っておきますと、私は、

 

ブライトリング「ナビタイマー」

 

を、将来性のある高級時計とみなしています。

 

少し唐突に始めましたので、きっと皆さんは、なぜ私が“将来性のある時計”を語ろうとしているのか、その意味がわかり難いかもしれません。そこで、まずは「ロレックスやオメガが高騰している状況がある」という現状を説明させていただき、“将来性のある時計”を紹介する意義を説明します。そして、その後に本題として、私が考える“将来性のある時計”である「ナビタイマー」を紹介します。

 

 

 

 

 

 

■超人気モデルの高騰が続いているからこそ、「将来性のある高級時計」を探す!

 

高級時計で最も人気がある時計は、やはりロレックスです。実際に、高級時計の購入を検討する多くの方が欲しい時計がロレックスであり、まさに“超人気モデル”です。

 

↑ロレックス/サブマリーナー

 

しかし、ロレックスは人気があまりにも加熱しており、価格の高騰が続いています。

 

例えば、今、人気の「スポーツモデル」※を購入しようとするなら、“旧型モデル”でも予算を100万円前後ぐらいは考えておいた方がよいでしょう。もし“現行モデル”を狙うなら、もっと高い予算を設定する必要があります。これは、ロレックスの中古品実勢価格が、メーカー新品価格をはるかに超えている状況だからです。

 

今の日本の大卒平均初任給は、22万円ぐらいと聞いています。そのため、“給料の2~3か月分”の予算イメージで高級時計を買いたいと思った場合、ロレックスのスポーツモデルはかなり高価な価格になってしまっています。

 

そこで、次に、ターゲットを知名度の高いオメガに設定する方も多いように感じます。しかし、オメガの超人気モデル「スピードマスタープロフェッショナル(ムーンウォッチ)」もまた、価格の高騰が続いています。現状では、中古品実勢価格がメーカー新品価格に近いような状況になっています。本来、中古品は新品よりもかなり安く購入できるはずなのですが、現在は、そのような状況になっていないということです。

 

↑オメガ/スピードマスタープロフェッショナル

 

この状況を見ると、現在、超人気モデルを買う場合に、「中古品や並行輸入新品を選んで、メーカー価格よりも安く入手しよう」という選択肢はありません。つまり、超人気モデルを買う場合は、“メーカーが設定した価格”よりも多くの対価を支払う必要があるのです。

 

 

つまり、超人気モデルの実勢価格は、

 

×メーカーが設定した価格

 

でなくて、

 

〇需要連動設定の価格

 

になっている状況にあるのです。

 

 

私は、需要と供給の市場原理からすると、「人気のあるものは高くなる」ことは、仕方のないことなのだと思います。それだけ人気のものを手に入れたときの喜びは、大きいはずですから。

 

しかし、これにも程度があり、今の状況は行き過ぎているのかもしれません。実際に、今のロレックスの価格を見ると、“バブル価格”になっている可能性はあると思います。

 

きっと、皆さんの本心としては、“バブル価格”で買うことは本意ではなく、「“本来の価値に見合った価格”で購入したい」という気持ちもあるのではないでしょうか。そこで私は、価格が高騰しきっていない「将来性のある人気モデル」を探して、皆さんに紹介したいと思いました。まだ“超人気モデル”の域に至っていないモデルなら、まだまだ納得の価格で購入できるチャンスがあるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

■ロレックスやオメガ以外の「将来性のある高級時計」

 

では、私が考える、ロレックスやオメガ以外の「将来性のある高級時計」を紹介します。

 

冒頭で触れたように、私は、

 

ブライトリング「ナビタイマー」

 

を、将来性のある高級時計とみなしています。

 

私がナビタイマーに将来性を感じている理由を説明します。それは、ナビタイマーには、ロレックスの「スポーツモデル」やオメガの「スピードマスタープロフェッショナル」と共通点があるからです。

 

その共通点を明らかにするために、まずは、下のリストをごらんください。

 

 

ロレックスやオメガの超人気モデルは、「ヴィンテージの時代から続いている」、「現在でもアイコンモデルである」という特徴があります。そのため、このリストはその2つの要素を取り入れて作っています。つまり、このリストは、「ヴィンテージ時代から現在まで続くアイコンモデル」をピックアップしたものです。

 

このリストでいくつかのモデルを比較していますが、その比較により、ロレックスの「スポーツモデル」とオメガの「スピードマスター」の共通点が抽出できます。

 

それは、

 

ヴィンテージ時代から、スポーティなデザインである

 

という点です。

 

そして、この点は、ブライトリングの「ナビタイマー」にも当てはまるのです。

 

↑ロレックスとオメガと同じ要素がある

 

ナビタイマーは、ヴィンテージ時代から有名なモデルであり、そして、クロノグラフを搭載したスポーティなモデルです。この意味で、ロレックスやオメガと共通しています。

 

逆に、「レベルソ」「サントス」「タンク」「カラトラバ」は、クラシックなデザインです。そのため、「スポーティである」という要素を満たしていません。これは、ヴィンテージの時代の時計は基本的にクラシカルな外観であることが一般的だからです。むしろ、ロレックスやオメガのようなスポーティなデザインの方が、ヴィンテージ品としては珍しいのです。

 

↑クラシックなカルティエ「タンク」

 

このように、ナビタイマーは「ヴィンテージ時代からのアイコンモデル」で、かつ、「スポーティ」です。この要素を満たすことが、ロレックスやオメガのような“超人気モデル”になる素質になります。

 

なぜなら、現在は、

 

①男性ファッションのカジュアル化

 

②「有名かつ希少」という要素を持つものが人気

 

という状況があるからです。

 

この状況を背景として、現在、ロレックスやオメガは人気を集めているのです。そして、これらと共通点を持つナビタイマーにも、この状況はプラスに働くでしょう。

 

 

上の説明だけでは分かり難いところもありますので、ここで、上の2つの状況について補足説明をしておきます。

 

まず、「男性ファッションのカジュアル化」についてです。男性オフィスワーカーの定番着は“ビジネススーツ”でしたが、クールビズ以降ノーネクタイが浸透したり、さらに、在宅ワークが浸透してスーツを着る機会が減ったりしています。そして、私服では“ゆったり感”のある服がよく選ばれるようになってきています。

 

↑スーツにネクタイとうスタイルは減っている

 

つまり、男性ファッションを見渡すと、これまでスーツを着用してきたオフィスワーカーのスタイルがよりカジュアルになり、さらに、プライベートファッションにもカジュアル感が増しています。このような状況になると、よりカジュアルファッションに相性のよい「スポーティな時計」の需要が高くなります

 

次に、「『有名かつ希少』という要素を持つものが人気」についてです。かつての“人気アイテム”と言えば、「皆が欲しがるものと同じもの」でした。例えば、バブル期は、男性ならデイトジャストコンビモデル(ロレックス)、女性ならプルミエール(シャネル)が人気で、多くの方が同じ高級時計を選んでいることが多かったと聞きます。

 

しかし、今は、個性の時代です。そのため、それぞれの人が、それぞれのこだわりと好みで選択します。例えば、他の人が持っていない「希少性のあるもの」などは、そのニーズに合っているでしょう。

 

しかし、面白いもので、個性の時代になった今でも、やはり、多くの方は「有名なもの」にも惹かれます。特に、高級時計は“ブランド品”という側面もありますので、ある程度、周りの理解が得られるものが求められる傾向はあります。

 

そこで現在、高級時計のニーズとして感じられるものは、「有名なものの中で、こだわりを探す」というものです。このイメージで高級時計を選ぶなら、ブランド力もありながら、自分ならではのオリジナリティが表現できます。

 

では、どういった点で「こだわり」を見出しているかというと、「同モデル内の仕様の違い」です。例えば、「〇〇モデルの△△時期のタイプ」、「〇〇モデルの△△仕様」という風に、違いに注目するのです。

 

例を挙げると、仕様の違いで有名なところでは、「エクスプローラーⅠのブラックアウト仕様」、「デイトナのアイボリー文字盤」などがあります。他には、「スピードマスターの1STモデル」のように、モデルの“世代”で違いを感じることもできます。これらは割とメジャーな“違い”要素ですが、マニアックな方はもっと細かな点までこだわって違いを探します。

 

↑エクスプローラーⅠ/ブラックアウト仕様

※「3」「6」「9」が白色ではないという“違い”

 

重要な点は、この「同モデル内の仕様の違い」は、ロングセラーモデルほどたくさん起こります。つまり、“同じモデルを作り続けている”モデルほど発生しやすいのです。そのため、ヴィンテージ時代から作っているロレックスやオメガは、「同モデル内の仕様の違い」が見つけやすいのです。実際に、その仕様違いの情報をまとめているインターネットサイトも存在します。例えば、皆さんも、インターネットを調べれば、「サブマリーナーの初代モデルは…」「セカンドモデルは…」という情報は、すぐに見つかると思います。

 

そして、1952年から作られているナビタイマーも、たくさんの歴史があり、仕様違いを探すことは容易です。例えば、ナビタイマーの初代モデルやセカンドモデルは有名ですし、近年のモデルでも、「オールドナビタイマー」「ナビタイマー(A23322)」「ナビタイマー01」など世代が存在します。さらにマニアックに見るなら、オールドナビタイマーの中でも、「A13019」「A13022」「A13022.1」「A13322」「A13324」など、数々のマイナーチェンジが見られます。これはほんの一例ですが、ナビタイマーは、こだわれば、かなり選択肢を持って探すことができます。

 

↑ナビタイマーも仕様違いはたくさんある

※画像はナビタイマー復刻(1959年の復刻)

 

そのため、私は、

 

「今後注目が集まれば、ナビタイマーは“化ける”」

 

と思っています。

 

高級時計としては知名度も高く、ロングセラーで、スポーティなデザインという要素があるので、ナビタイマーのポテンシャルは侮れません。まだまだ、価格は上がりきっていませんので、現在の高級時計の選択肢としては、かなりおすすめです!

 

 

 

 

 

 

※ロレックスの「スポーツモデル」とは、その名の通りスポーティなタイプのロレックスで、プロフェッショナルモデルとも呼ばれます。具体的には、サブマリーナー(シードゥエラー)、エクスプローラー(Ⅰ&Ⅱ)、GMTマスター(Ⅰ&Ⅱ)、デイトナ、ヨットマスターといったモデルがあります。

 

 

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