高級腕時計の時計通信

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13.11.2015

ビジネスマンにも、ファッションモデルにも似合う!カルティエの最強ウォッチ ~「カリブル」「サントス100」「ロードスター」~

Komehyo

ブログ担当者:永井

 

 

カルティエは芸術作品を生み出すように時計作りをしている」と、以前のブログ(独自路線を行くカルティエウォッチの魅力とは?)で紹介いたしました。カルティエの腕時計を手に入れる方は、その魅力的な意匠に心を奪われて購入したのだと思います。しかし、カルティエの作品にはその特性がゆえの欠点があります。それは、「芸術性の高いデザイン=個性的なデザイン」という方程式を前提とすれば、身に付ける方に対して「似合う似合わない」が顕著にあらわれてしまうという点です。例えば、G-SHOCKをつける場合はカジュアルな装いが合い、パテックフィリップのドレスウォッチをつける場合はフォーマルな装いが合うことを想像すれば理解しやすいのかもしれません。つまり、芸術性の高いデザインの時計をつける場合には「それ相応の身なり」が必要ということです。

 

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(↑カルティエの時計は芸術性が高い:画像はトノー2タイムゾーン)

 

芸術性の高い時計を上手に身に付けることができる方であれば、カルティエウォッチを着けこなすことができ、最高の満足感を得ることでしょう。しかし、芸術性の高い時計を身につけることを高いハードルと感じる方はどうすれば良いのでしょうか?その解決策として提案させていただきます。カルティエウォッチの中には「芸術性の高いデザイン」と「多くの方にもマッチしやすいデザイン」を両立したモデルが存在します。前述したカルティエの欠点を克服したモデルは、まさに「最強ウォッチ」です。

 

今週は、男性モデルにフォーカスして、カルティエの「最強ウォッチ」を紹介させていただきます。

 

 

 

 

◆メンズウォッチの新しい時代 「カリブル・ドゥ・カルティエ」

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(↑左:型式W7100037、 右:自社ムーブメントCal.1904MC)

 

カルティエはここ4、5年で急速にメンズに特化した腕時計を作り続けています。最初に登場したのが「カリブル・ドゥ・カルティエ」です。カルティエでは初のメンズ専門コレクションで、更に初の自社製ムーブメント搭載を成し遂げた2010年発表の時計です。ケースの薄さや腕に馴染みやすいラグの設計、そして一目瞭然でわかるカルティエの上品なデザインを見ても「人気コレクションになるであろう」と当時話題になった事を覚えています。またカルティエ初の自社製ムーブメントという事もあり、発表後もシースルーバックから見える緩急針の仕様を変更するなどこだわりを持ちながら時計作りを進めているモデルです。後にクロノグラフやダイバーモデルもラインナップに加わり、今では「カルティエのメンズモデルと言えば、カリブル」と思う方も多いのではないでしょうか。2013年にはカリブルと同じ自社製ムーブメントを採用した「タンクMC」が登場したことにより「丸型のカリブル」、「角型のタンクMC」と2つのメンズ専用モデルを揃え、更にメンズウォッチの魅力が広がっています。

 

 

 

 

◆いち早くメンズモデルに特化して生まれた 「サントス100」

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(↑型式:W20073X8)

 

カルティエ初の腕時計である「サントス」が登場してから100周年を記念し、2004年に発表されたのが「サントス100」でした。迫力のある大ぶりなスクエアケースを採用し、現代向けのサイズ感の時計として発売されました。さらに、革ベルトを採用する事でカジュアル過ぎない上品さを生み出しすことにも成功しています。サントス100は記念モデルとして発売されましたが、現在もまだカルティエの現行ラインナップとして君臨しています。ロングセラーモデルと判断しても問題ない時期になっています。ロングセラーになるほどの成功を収めた理由として一つ挙げるとすれば、女性を中心に人気があった「サントスガルベ」との差別化が上手く出来たからだと私は考えます。つまり、サイズ展開でメンズとレディースの区別をしていた「サントスガルベ」シリーズから「サントス100」として名前を変え独立し、サイズ感や重量感をメンズ専用仕様にします。後に小ぶりなサイズが登場しますが、「メンズ専用ウォッチ」のような存在をいち早く確立させた点こそが、「サントス100」というモデルが注目を浴びた要因になっています

 

 

 

 

◆歴史ある時計をベースにした 「ロードスター」

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(↑左:ロードスター「W62041V3」、 右:トーチュ)

 

次に紹介するのは、生産終了モデルの「ロードスター」です。2001年に発表され多くのユーザーに愛されている時計です。ベースは1912年に亀の甲羅をイメージして作られた「トーチュ」ウォッチがベースになったと言われています。特徴としては、腕時計史の黎明期を思わせるようなトノー型ケースに「スポーティさ」を付加しているところでしょうか。また「メタルブレスレットと替えベルトをワンタッチで交換できる機能」があり、他ではあまり見られないユーザーには嬉しい機能がある時計としても知られています(つまり標準仕様はメタルバンドですが、替えベルトが別で付属します)。気分や場所を選んですぐ交換できるので違う雰囲気を楽しみながら使うことができます。

 

 

 

 

「カリブル・ドゥ・カルティエ」「サントス100」「ロードスター」という3つのモデルの印象はいかがでしたでしょうか?私はこの3つのモデルを、前述した「芸術性の高いデザイン」と「多くの方にもマッチしやすいデザイン」を両立したモデル、つまり「最強ウォッチ」としておすすめします。現代的なサイズ感を持っており、スーツスタイルでもカジュアルダウンした装いでも見事に腕に馴染んでくれます。極端に表現すれば、「ビジネスマンにも、ファッションモデルにも似合う時計」と表現しても過言ではないと思っています。もし、カルティエの時計選びでお悩みであれば、是非参考にしてみてください。

 

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