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4.1.2020

【ロレックスのレア品を紹介】GMTマスターⅡ「スティック文字盤」とは?

Komehyo

ブログ担当者:須川

 

■【ロレックスのレア品を紹介】GMTマスターⅡ「スティック文字盤」とは?

 

今回は、ロレックスのレア品のひとつとして有名な「スティック文字盤」を紹介します。

↑GMTマスターⅡ“スティック文字盤”

 

上の画像のモデルが「スティック文字盤」ですが、これは、“GMTマスターⅡのレア仕様”という存在です。もちろん、スティック文字盤を知っている方は、「どの部分がレア仕様なのか」がすぐにピンとくるでしょう。先にレアポイントを言っておきますが、スティック文字盤は「文字盤印字のフォントがレア」です。

 

では以降で、スティック文字盤の特徴と、その魅力を紹介しましょう。

 

 

 

 

 

 

■スティック文字盤とは?

 

先に書きましたが、スティック文字盤“GMTマスターⅡのレア仕様”です。「スティックダイヤル」や「ふたなし」と呼ぶ人もいます。

 

具体的に説明すると、「文字盤の“GMT-MASTER Ⅱ”印字が通常と違う」のです。特に、「GMT-MASTER Ⅱ」の最後の「Ⅱ」の印字に注目してください。通常モデルとスティック文字盤では、以下の点が違います。

 

 

 

<通常モデルとスティック文字盤の違い>

 

・通常

「Ⅱ」に、上下に横棒のある“セリフ体”を使う

 

・スティック文字盤

「Ⅱ」に、上下に横棒が無く、縦棒が2本あるだけの“サンセリフ体”を使う

↑上:通常、下:スティック文字盤

 

補足をすると、「セリフ」とは、文字の線の端につけられる線や飾りのことです。「うろこ」「ひげ飾り」と呼ばれることもあります。例えば、有名な“セリフ書体付き文字”は、テレビゲーム「ドラゴンクエストシリーズ」のナンバリングで使われるローマ数字ではないでしょうか。きっと、この例えで、30代・40代男性の多くはピンとくるはずです。

 

逆に、セリフがないことを「サンセリフ」と呼びます。クラシカルな印象より、先進的かつスタイリッシュな印象になる書体です。一般的には、ローマ数字の場合はセリフ体が多いと思います。そのため、このサンセリフ体はローマ数字にはあまり使われない書体でしょう。

つまり、“サンセリフ体の「Ⅱ」”を採用するGMTマスターⅡに対して、「スティック文字盤」と言っているのです。確かに、サンセリフ体の「Ⅱ」は“棒(スティック)が2本”に見えます。そのため、「スティック文字盤」と名付けられたのでしょう。

 

 

 

 

 

 

■「スティック文字盤」が存在する型式とレア度

 

次に、レアな仕様である「スティック文字盤」が存在する型式を紹介します。

 

GMTマスターⅡは、1982年ごろに誕生し、現在も作られています。最初に作られた型式16760、後継の型式16710、そして最近の型式116710/126710の世代に至るまで、基本的には“セリフ体の「Ⅱ」”をもつロゴを採用します。しかし、この40年弱の期間の中で、一時、“サンセリフ体の「Ⅱ」”をもつスティック文字盤が登場します。

 

それは、「2000年代の後半期」です。

 

具体的には、

 

・型式16710世代のシリアルD/Z/M品番

(2005~2007年ごろ)

・型式116710/116718世代のシリアルD/Z/M/V品番

(2005~2009年ごろ)

です。

 

型式16710世代にとっては「最後に近い生産分」、型式116710/116718世代にとっては「初期に近い生産分」に存在するイメージとなります。

 

また、「スティック文字盤がレアです」と説明しても、どのぐらいレアかがピンとこないと思います。そこで、レア度を測るべく、当社の2019年度の取扱量から、その出現率を割り出してみました。結果は以下です。

 

 

 

<スティック文字盤の出現率(※当社調べ)>

 

①型式16710世代のスティック文字盤

→出現率:5.3%

 

(※16710スティック文字盤の取扱本数÷16710取扱全数×100)

 

 

 

②型式116710世代のスティック文字盤

→出現率:3.8%

 

(※116710LNスティック文字盤の取扱本数÷116710LN取扱全数×100)

 

 

 

この出現率も見ていただくと、かなりレアであることが分かります。もちろんこれは、「手放す人が少ない」という要素も関係している数字であると想定できます。そのため、その生産数以上に希少に感じます。

 

 

 

 

 

 

■最後に

 

今回は、ロレックスのレアモデル「スティック文字盤」を紹介しました。

おそらく、スティック文字盤と通常の文字盤の違いに対して、「そのような些細な違いは、気にしなくて良いのでは?」と思う方も多いでしょう。しかし、ロレックスはコレクターが存在するほど人気のメーカーであり、特に、「ごく一部の時期だけの仕様」に関しては大きな価値がつくことがあります

 

スティック文字盤も、その例に当てはまるのです。その希少性から、求めるコレクターの方も多いのです!

 

 

 

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