高級腕時計の時計通信

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24.6.2019

実用性バツグン。使いやすいLAMYの筆記具

Komehyo

■ ラミーの歴史


ラミーは1930年に、筆記具メーカーのパーカーでヨーロッパ向けの輸出事業を担当していたカール・ヨーゼフ・ラミーが設立しました。
ドイツのハイデンベルグに「アルトゥス万年筆工場 C・ヨーゼフ・ラミーハイデルベルク」という名でスタートし、「
アルトゥス」というブランドの筆記具を販売していました。
しかし、1948年に現在のブランド名と同じラミーの名前に移行していきます。

 

ラミーが現在のような機能性を重視したデザインの製品を作成するようになったのは、創業者の息子であるマンフレッド・ラミー氏が2代目の社長に就任してからです。

プロダクトデザイナーに社外デザイナーのゲルト・アルフレッド・ミュラー氏を迎えます。1966年には彼がデザインした不朽の名作「ラミー2000」を発売し成功におさめます。

 

この時の社外デザイナーとの成功体験が、その後も社外デザイナーと社内デザイナーが協力して多くの筆記具を生み出すラミー社の特徴となって現代へ続いています。

 

今回はそんな歴史を持つ、ラミーを代表する2本の筆記具を紹介していきます。

特に私自身を普段使いしている実用性の高いサファリは、実感している便利ポイントも合わせてお伝えしていきます

 

 

■ ラミーを代表する 「ラミー 2000」

ラミー2000の登場はラミーの歴史で書いたように1966年。デザイナーのゲルト・アルフレッド・ミュラー氏によってデザインされ、現在も販売され続けています。
この間デザインの変更がなされていない点から見ても、非常に完成した製品であることがうかがえる筆記具です。

ラミー2000は「西暦2000年になっても飽きのこないデザイン」を目指してその名前が付けられました。
発売当時には最新の素材であったポリカーボネードとステンレスで作られています。
その後、さまざまな素材を組み合わせながら、入念な研磨作業と熟練工の手によって形作られ、素材の継ぎ目が見えない非常に完成度の高い筆記具となっています。

 

 

■ 気軽に楽しめる万年筆「ラミー サファリ」


ラミーの製品の中でも購入のしやすい価格・日常での使いやすさで、紹介したいのがサファリです。
サファリは若者が使うということを念頭に開発されたペンです。

ラミー本社がるドイツでは小学校の教育から万年筆を使用しています。そのような児童教育の場に向けて作られたペンがサファリです。

 

元々、サファリの開発は「馬のサドルにつないでも耐えれる万年筆」。という社内プロジェクトで開発が進められたモデルだそうです。
そのプロジェクト名の通り、非常に大きなクリップが付いています。このクリップは厚手のものも挟むことができます。

またペン自体はABS樹脂製で丈夫にできています。さらにカラーバリエーションが豊富なので、色を選ぶ楽しみがあります。

 

普段からサファリを愛用している私が考える4つの特徴を紹介していきます。
※余談ですが、2017年限定カラーのペトロールを特に愛用しています

① 持ち手のくぼみ

サファリは児童教育の場に向けて作られたペンです。正しいペンの持ち方ができるようにということで、ペンを握る部分にくぼみが設けられています。

 

② ペンの小窓

万年筆モデルのみになりますが、中央側面に小窓がついています。
これはインク残量が外側からみてわかるように。ということで付けられています。
使用していると実際にインクの量が減っていることがわかるので、インク補充の時期を知るのに大変便利です。

 

③ ペン本体の2つの平面


サファリのペン本体にはラミーのロゴが刻印されています。
このロゴが刻印されている面と向かい側の面は平面になっています。この平面があることでペンの転がりを防止するという効果があります。キャップをつけないでときでも、ペンが転がることがないので非常に助かります。

 

④ 見逃せないその年ごとの限定色
ラミーの筆記具にはその年限定カラーのモデルが存在します。

例えば、サファリの今年の限定カラーはパステルカラー色

・パウダーローズ

・ブルーマカロン

・ミントグリーン

の3色同時に発売されています。

 

私も今年の限定色はブルーマカロン・ミントグリーンの2本を購入しました。
特に今回発売されたブルーマカロンの色は、私の好きなチェレステカラーに近い色味だったので、画像を見たときから購入を決めていたほどです。

 

 

■ まとめ


日々仕事でもプライベートでも使えて、実用性抜群のラミー。
機能性、デザイン、カラーどれで選んでもきっと満足がいくのではないでしょうか。

あなたも気に入ったペンに、お気に入りの色のインクを入れて使ってみませんか?

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