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梶光夫の世界【SUMMER USED FAIR】

8月5日(土)~8月13日(日) 新宿店にて開催されるSUMMER USED FAIRにて、4階ブランドジュエリーフロアでは「作家ジュエリーフェア」を開催いたします。国内外で人気のジュエリー作家のレアアイテムをご用意してお客様のご来店をお待ちしております。(※ブログ掲載商品の発売は8月5日より行います)

今回は8月5日から開催の「作家ジュエリーフェア」より“梶光夫”のジュエリーを紹介いたします。

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1964年に「青春の城下町」のヒットで一躍スターとなった梶光夫は、老舗宝石店を営む父親との約束で芸能界を1970年に引退。その後、米国宝石学会(G.I.A)のグラジュエートジェロニモスト(GG=宝石学修了者)取得のためアメリカ留学。

帰国後、日本ダイヤモンド鑑定所設立。空前のダイヤモンドブームが到来し事業は大成功!さらに新たなジュエリー創作会社を設立します。

…ここまでの経歴から分かるように、非常に多彩な人物です。しかし、英語の習得には苦労された様子で現地で小学生3年生と一緒に勉強したという努力家としてのエピソードもあります。

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エマーユ(七宝)とは、金属板の上に透明または不透明なガラス質を溶かして焼き付けたものです。紀元前1600年頃、エジプト人がガラスを作る工程で発見したといわれています。様々な色が施された粉末状のガラスを用いて、各色ごとに絵付けと釜入れを交互に繰り返し、焼かれます。人物の顔の目や眉、髪の毛一本一本を描くところまで、何工程もの作業に熟練した技術と長い時間をかけて制作されます。そうして完成される細密画の豊かな表現力と、宝石に劣らぬ輝きをもつエマーユは、工芸品や装飾品としてだけでなく、持つ喜び、眺める喜びを与えてくれる一級の美術品としての価値を持つものと言えるでしょう。

梶光夫エマーユの裏面に刻印された「CHERON」とはフランスのリモージュ郡にルーツを持つ、エマーユ作家のシェロン家とのコラボレーション作品であることを示します。梶光夫氏とは先代のH.シェロンさんのときから協力して、ジュエリーを制作。現在では息子の梶武史氏もジュエリー作家となり、クリスティアーノ・シェロンさんと共同でジュエリー制作をしている模様です。

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シェロン家の七宝(エマーユ)作品と梶光夫氏の多彩な枠の表現。宝飾芸術として世界のアートファンを魅了しました。

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ダイヤモンドや色石についても、宝石学修士資格を持つ梶光夫氏によって非常に品質の良いものが選ばれています。

世界でも唯一無二の梶光夫×シャロン家のエマーユ(七宝)によるジュエリーシリーズをKOMEHYOならではの品揃えでご覧いただけるジュエリー作家フェア(8月5日~8月13日)は新宿店4階で開催いたいます!

ブログ担当:梶川