ホワイトバランスについて
2016.9.27
こんにちは、KOMEHYOカメラ・楽器館の斉田です。
ご存じの方にとっては当たり前の話を体験しました。そして自分自身も、「知っていました」。
よく行くダーツバーの人よりDM用の写真を撮ってくれと頼まれたので撮ってきました。
バーの中なので光の種類がわかりませんでした。ふだんホワイトバランス(WB)は「晴天」に設定していますがこのときばかりは「オート」に合わせました。
もちろんRAWとJPEGの同時記録です。
家に帰ってから見直していました。
雰囲気よくきれいにとれています。しかし、冷静に見れば黄色が強い。
WBをいろいろいじってみましたがなかなかすっきりきれいにできない。
ふっと「お皿の白」を使ってクリックホワイトバランスを設定してみたところ、
見事にすっきりとした色が出ました。
同様に別カットも。
背景に使った「ポスターの裏」でWB設定したところきれいなカクテルの色が浮かび上がってきました。
この場合どっちの色が「好ましいか」「使えるか」は依頼主次第ですが、「(一応)正しい色」を押さえておくことは依頼を受けた以上必要なことだと思います。
いろいろ試行錯誤するより、撮影の時に偶然撮った「白」を使うことにより一発でWBをとることができました。
今後はこういう写真を撮るときには必ず「白」をセッティング変更ごとに撮っていくことにします。今回経験したことは知識としては知っていたことです。
しかし、体験したことは全くありませんでした。皿が白でなく背景も使っていなかったらWBの泥沼に入っていたかもしれません。
こんな経験をした人がひょっとしたら大勢いるのではないか、と思いこの記事を書いてみました。
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