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20.2.2020

プロが教える! グランドセイコーの隠れ名作 ~40周年に誕生した“12角ベゼルGS”~

Komehyo

ブログ担当者:須川

 

■プロが教える! グランドセイコーの隠れ名作 ~40周年に誕生した“12角ベゼルGS”~

 

現在、時計業界で、ロレックスやオメガに引けを取らないほどの人気を誇る「グランドセイコー」(Grand Seiko)。

今回は、時計業界に携る私のおすすめとして、「グランドセイコーの“隠れ名作”」を紹介させていただきます。

 

私がおすすめするモデルは、シリーズ誕生40周年の2000年に登場した、スポーティなグランドセイコーです。そのグランドセイコーは、“12角ベゼル”を持っています。

↑12角ベゼルをもつグランドセイコー

 

このモデルは、現在では生産終了となっていますが、私にとっては、グランドセイコーの中でも「手の込んだ作り」をもつ名作なのです。今回は、私のおすすめ作品である、“12角ベゼルGS(グランドセイコー)”を紹介します。

 

 

 

 

 

 

■“12角ベゼルGS”とは?

 

では、12角ベゼルをもつグランドセイコー、“12角ベゼルGS”を紹介します。

冒頭でも触れましたが、グランドセイコーは2000年に40周年を迎えました。そのタイミングで登場したモデルが、スポーティな外観をもつ“12角ベゼルGS”です。面白い点は、この年に登場したモデルは、“レギュラーモデル”だけでなく、“40周年限定モデル”もあったことです。この点から、セイコーがこのモデルに力を入れていたことが分かるのです。

 

この“12角ベゼルGS”には、「自動巻」と「クォーツ」の両方がラインナップされました。そして文字盤カラーは、基本的に「ブラック」と「ホワイト」が用意されました。ただし、他のバリエーションモデルに、「ゴールド」と「ブルー」カラーがあります。

 

また、本体の素材は、基本的には「ステンレス」製です。ただ、派生モデルでゴールドとステンレスの「コンビネーション」製があり、限定モデルに「チタン」製と「ホワイトゴールド」製があります。

 

では以下で、スペックとモデルバリエーションを書いておきます。

 

 

 

<スペック>

 

・ケース直径

約38mm

 

・機能

日付機能、秒針

 

・ムーブメント

自動巻(9S55)

※精度:日差+5~-3秒、ゼンマイ持続時間:約50時間、振動数:28800振動/時、石数:26石

※限定モデルに搭載された自動巻キャリバー「9S51」は日付表示なし

 

クォーツ(9F62)

※精度:年差±10秒、電池寿命:約3年、石数:9石

 

 

 

<モデルバリエーション>

 

①9Fクォーツ(レギュラーモデル)

・SBGX033

(ステンレス/ホワイト)

・SBGX035

(ステンレス/ブラック)

・SBGX036

(コンビネーション/ゴールド)

 

 

②9S自動巻(レギュラーモデル)

・SBGR017

(ステンレス/ホワイト)

・SBGR019

(ステンレス/ブラック)

 

 

③40周年限定モデル

・SBGR009

(ステンレス/ホワイト/300本限定)

・SBGR011

(チタン/ブラック/1000本限定)

・SBGR013

(ホワイトゴールド/ブルー/500本限定)

・SBGR015

(ステンレス/ホワイト/300本限定)

※SBGR009の革ベルトモデル

↑裏蓋はシースルーバック

 

 

 

 

 

 

■“12角ベゼルGS”の魅力とは?

 

次に、“12角ベゼルGS”の魅力を紹介しましょう。

 

なんといっても最大の魅力は、「手の込んだ作り」です。

 

例えば、手の込んだ「文字盤のインデックス」、

そして、立体構造で作られた手の込んだ「ベゼル

さらに、凝った作りの「ブレスレット

どの要素をとっても、通常のグランドセイコーよりも上質に作られています。

 

特に、私たち販売サイドから見ても、“ブレスレットの複雑さ”は圧巻です。私も、サイズ調整の際に、コマの部品点数の多さに驚かされます。ここまで手の込んだブレスレットは、他メーカーの高級時計でもそうそう見られません。

 

この複雑なブレスレット、そして、立体的なインデックスやベゼルの作りを見ると、かなりのこだわりを持ったグランドセイコーであることが分かります。

 

 

 

 

 

 

■最後に

 

今回は、“12角ベゼルGS”を紹介しました。“通常のグランドセイコー”よりも、手の込んだ作りをしていることがご理解いただけたでしょうか。もちろん、“通常のグランドセイコー”も、一般の時計から見ると十分に上質に作ってあります。しかし、“12角ベゼルGS”の質は、それを凌駕する印象です。

前述しましたが、“12角ベゼルGS”は、「凝った作りのブレスレット」、そして、「立体的なインデックスとベゼル」を備えます。まさに、「キング・オブ・立体感」という印象の時計です。

 

しかし、これだけ手の込んだ作りの時計を長く作ることは難しかったのでしょう。この“12角ベゼルGS”は、残念ながら10年も作ることなく、数年で生産終了となってしまいます。そのため今では、中古市場からしか入手することができません。

 

私は、海外のインターネットサイトで、この“12角ベゼルGS”が紹介されているのを見たことがあります。そこでは、「rare Grand Seiko(珍しいグランドセイコー)」と表現されていました。きっと、“12角ベゼルGS”は後継モデルが作られていないために、過去のグランドセイコーに明るくない海外市場では、特に珍しく感じるのではないでしょうか。

 

つまり、その「レア感」と「手の込んだ作り」の両方を評価して、私は“12角ベゼルGS”をおすすめしたいのです。中古市場でも出回りは多くないですが、皆さんも、是非探してみてください!

 

 

 

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