高級腕時計の時計通信

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29.8.2018

ロレックスを高く売る方法 ~結局、どこで売るのが一番良いの?~

Komehyo

ブログ担当者:鷲見

 

そろそろこの腕時計、売りたいなぁ!

 

このトケイ通信を読んでいただいている皆さんの中にも、ちょうどこのように考えている方もいらっしゃるかもしれません。実は最近、時計リユースの業界では、その“売る”ということについて変化が起こっています。

 

それは、「売却方法の多様化」です。

 

つまり、「腕時計を売りたい」という時の売却方法に、従来の手段以外のものが登場しているのです。そして、売却方法が多様化したことにより、私たちに新たなメリットが生まれました。

 

そのメリットとは、

 

・「少しでも高く売りたい」

・「すぐに売りたい」

・「確実に売りたい」

・「楽に売りたい」

 

など、売り手のニーズに合った売却方法を選べることです。

 

今回は、新たな時代に突入した“時計の売却方法”について紹介させていただきます。ただ、きっと売り手のニーズとしては「少しでも高く売りたい」というものが一番多いように感じますので、“高く売る方法”を中心に取り上げます。また、より皆さんに具体的なイメージをしていただけるように、時計業界で最大の知名度と人気を誇る、ロレックス(ROLEXを例に挙げて書かせていただきます。

 

 

 

 

 

■ロレックスを売る手段は2パターンある!

 

今回は、ロレックスを例に、“ブランド時計を高く売る方法”を考えようと思います。ただし、分かりやすくするために、切り口を絞らせていただきます。

 

切り口の候補を、有名な“5W1H“で炙り出すと、

 

どういうモデルが高く売れるのか?(WTAT)

いつ売るのが狙い目か?(WHEN)

売る人によって金額が変わるのか?(WHO)

どこで売るのが一番良いか?(WHERE

どの方法で売るのが一番良いか?(HOW

 

などが思い浮かびます。これらの中から、今回は、「どこで」「どの方法で」という点に焦点を当てて書かせていただきます。

↑「どこで」「どの方法で」売る?

 

では具体的に、個人の方がロレックスを売ろうとした場合、「どこで」「どの方法で」売ることができるのでしょうか?現在なら、一般的に以下の2つのパターンが主流です。

 

 

 

<ロレックスを売る2つのパターン>

 

➀専門の事業者に売る

→例:「ブランド品買取店」、「質屋」など

 

②個人間取引で売る

→例:「フリマアプリ」、「ネットオークション」など

 

 

そして、この2つのパターンの特徴は、以下の表のようになります。それぞれ、異なったメリットをもっています。

①の“専門の事業者に売る”は、以前から多くの人が選ぶ、一般的な売却方法です。そして、②の“個人間取引で売る”は、最近広がりを見せる、新たな売却方法です。

 

どちらのパターンにもメリットがあり、①と②の手段のどちらにするか、迷う方もいらっしゃるかもしれません。そのような方に、私なりのアドバイスさせていただくなら、“海辺の町で暮らす人が「魚を食べたい」時にとる行動”に例えると分かりやすいかもしれません。

 

 

例えば、「魚を食べたい」と思ったときに、「近所のスーパーや魚屋で買う」という選択は、①に近い行動です。きっと、この行動の意図は「すぐに、楽に、手に入れたいから」なのでしょう。

 

つまり、①の“専門の事業者に売る”ということは、「すぐに、楽に、売りたい」という考えの方の選択です。

 

逆に、「魚を食べたい」と思ったときに、「海で釣る」という選択なら、②に近い行動です。きっと、この行動の意図は「時間と手間をかけてでも、安く手に入れたいから」なのでしょう。さらに、もしかしたら「魚を釣ることが楽しいから」という場合もあります。

 

つまり、②の“個人間取引で売る”ということは、「時間と手間をかけてでも、高く売りたい」または「自分で売ることを楽しみたい」という考えの方の選択です。

 

 

この例えで、少しはイメージをすることができたでしょうか?この例えの表現で言うのであれば、今までは“釣竿”というものが存在しなかったため、②の手段がありませんでした。しかし、「ネットオークション」「フリマアプリ」という“釣竿”が登場して、現在では②の手段も広がっています。

 

では、以降でより詳しく説明していきましょう。

 

 

 

 

 

 

■“専門の事業者に売る”と“個人間取引”の、それぞれの特徴

 

①専門の事業者に売る

<メリット>

売りたい時に、“その場ですぐに”売却ができ、現金が受け取れる

<デメリット>

売却金額は“個人間取引”よりも劣る傾向にある

 

 

ロレックスを売る従来の手段としては、「ブランド品買取店」、「質屋」などの専門の事業者に売る方法ではないでしょうか。例えば、私どもKOMEHYOは“ブランドリユース”というカテゴリーで商売をさせていただいてますが、基本的には「ブランド品買取店」に区分けされます。また全国からオンラインで宅配買取を行う専門事業者も、こちらの「ブランド品買取店」に括られます。

 

冒頭でも触れましたが、今回は“高く売る方法”を中心として書きます。では、この“専門の事業者に売る”というパターンで、高く売ることができるのでしょうか?この疑問に対しては、「売却金額は“個人間取引”よりも劣る傾向にある」と回答させていただきます。

 

では、なぜ“専門の事業者に売る”パターンは、“個人間取引”よりも売却金額が劣る傾向にあるのでしょうか。この理由は、「事業者側は買い取った後に商品をどうするのか」を想像して頂ければ分かりやすいと思います。多くの事業者は、別の顧客にその商品を販売し、その売買差額から利益を得ています。もちろん、店舗での販売等にかかる人件費や家賃などの経費がかかるので、その経費も考慮しています。そして、もししばらく店頭に並べても買い手がつかない様なら、値下げが必要になるリスクもあります。

 

つまり、事業者が売り手に提示する買取査定金額は、“想定される現実的な再販価格”を基準値として、経費や利益(当然事業者やモデル等によって異なります)を想定し、逆算して算出されるのです。そのため、基本的には、“買取査定金額”が“店頭に並んでいる売値”とイコールになることはないのです。

 

ここまでの内容だけを見ると、皆さんは、「“専門の事業者に売る”って、損なんじゃない?」と感じてしまうかもしれません。しかし、そこはご安心ください。もちろん、“専門の事業者に売る”ことには大きなメリットがあるから、多くの人がこの売り方をしているのですから。

専門の業者に売るメリットは

 

売りたい時に、“その場ですぐに”売却ができ、現金が受け取れる

 

という点です。

 

 

後述する“個人間取引”は、前提として、希望の金額で売れるかどうかが不透明です。そして、仮に売れたとしても、そこに至るまでの待機期間、質問コメントや値引交渉への返信対応、売れた後の梱包・発送、売上金入金までの期間などが発生します。

 

つまり、“個人間取引”は売却までに“時間”と“手間”がかかるのに対して、“専門の事業者に売る”は、売却までの“時間”と“手間”が少ないのです。時間と手間がかかることがわずらわしいと感じられる方にとっては、この“専門の事業者に売る”パターンのスピード感と確実性という安心感は、とても大きいはずです。

 

もちろん、“専門の事業者に売る”場合にも、店舗への持ち込みや店舗での順番待ちなどの“手間”はあるでしょう。しかし、宅配買取サービスを行っている事業者もありますので、その“手間”をより軽減する手段もあるのです。宅配買取サービスは、「査定だけでもOK」、「往復送料無料」、「梱包キットのお届けも無料」というサービスがあったりします。そのサービスを選べば、かなり負担も解消できるでしょう。

 

また、“専門の事業者に売る”パターンでも、良い買取金額を引き出す手段があります。

 

そのひとつは、「人気アイテムを持ち込むこと」です。この点では、腕時計という商材にとってはロレックスが最高のアイテムです。圧倒的な定番人気を誇るこのブランドのアイテムは、事業者側としても買い逃したくない、他社に買い負けたくない心理が働きます。そのため、元々利益率を低く抑えてでも高い買取額を提示する場合や、価格交渉に応じてくれる可能性もあります。適正な評価額の相場感をつかむためにも、また価格交渉を有利に進めるためにも、数社に持ち込んで「相見積もり」を取ることも良いでしょう。

 

さらに、買い替えを検討している場合は、「下取り」を行っているお店を選ぶことです。他に買いたいと思っているアイテムがある場合は、確実にお得なのです。下取りの特典内容もお店によって異なりますが、提示された買取額から更に数千円~数万円UPとなるケースも少なくありません。また、取り扱う商品の幅が多い事業者であれば、時計以外の買い替えでも下取りを選択することができる場合があります。

 

 

 

②個人間取引で売る

<メリット>

“自分の希望金額”を目標にして売却できる

<デメリット>

・“リスク”や“手間”がある(詳しくは後述します)

 

 

メルカリの出現によって一気に定着した「フリマアプリ」。そして、ヤフオクなどの「ネットオークション」が代表的な“個人間取引”です。

 

この売却パターンは、スマホ1台あれば、どこにいても画面に従って撮影から情報入力まで、たった数分で出品が完了してしまう手軽さが受け、爆発的に広がりを見せています。また、ユーザー数が多いサービスほど、商品を探されている多くのユーザーにリーチされる可能性が高まり、出品したらすぐに売れたということも決して珍しくありません。

 

 

この“個人間取引”で売る場合の最大の魅力は

 

“自分の希望金額”を目標にして売却できる

 

ことでしょう。

 

 

当然アイテムやブランド・状態等にもよりますし、希望額では売れず値下げや値引交渉に応じる必要が出てくるケースもあります。しかし、運営会社に支払う各種手数料(2018年8月現在では、登録・出品無料、販売手数料10%以内というサービスが多い)や自身が負担する場合の送料等を差し引いた手取り金額でも、“専門の事業者に売る”場合の査定額より高い金額を手取りとして受け取れる確率は高いのです。

 

さらに、アプリ戦略上、販売手数料率を他社よりも割安に設定しているフリマアプリ(ex. ラクマ ※2018年8月時点で3.5%)であれば、同じ販売価格で売れれば手取りとして受け取れる金額が高くなるので、出品者にとって更に有利と言えるでしょう。

 

また、オークション形式であれば、レアアイテムなど予想以上に価格がつり上がっていく、なんていうワクワク感もあります。

 

結論的には、「ロレックスを高く売ることのできる可能性は、“個人間取引”の方に歩がある」と言えます。

 

ただ、“個人間取引”で売る場合には、リスクや手間というデメリットがあるので、注意が必要です。下に、想定されるリスクと手間を書き出しました。

 

 

 

<“個人間取引”のリスクと手間>

 

・確実に売れるとは限らない

 

・いつ売れるか分からない

 

・質問コメントや購入者とのやり取りで、迅速かつ丁寧な対応が求められる

(対応のまずさは自身の「悪い評価」となって、以降の円滑な取引を阻害する要因にもなり得る)

 

・自身で梱包資材の手配、梱包、発送手続きを行う必要がある

 

・購入者と商品の状態や傷などをめぐってトラブルになる可能性がある

 

・発送・受取・評価・売上金の振込申請など、売れてからも現金を受け取れるまでの期間が長い

 

・購入者から「偽物」と言われ受取確認をしてもらえないなどのトラブルに巻き込まれる

 

・高額品になればなるほど購入者は慎重になり、出品者に信頼感がないと売れにくくなる

 

 

 

このような状況があるため、「すぐに・確実に・簡単に現金化したい」という方にとって、“個人間取引”は少し不向きな方法かもしれません。また、購入者側の立場に立ってみると、「取引相手が信用できるかどうか分からない個人の出品」という点は、気になるポイントのようです。ましてやロレックスなどの人気ブランドは、模造品も多く流通している状況があり、購入時に不安があるようです。

実際、上で述べた“個人間取引”におけるユーザー同士のトラブルは、国民生活センターに寄せられる相談としてもここ5年間で約20倍と急激に増加(※)している状況でもあります。

(※引用元:独立行政法人国民生活センター ホームページ

 

先に“個人間取引”を「海で魚を釣る」ことに例えましたが、「全然釣れない」「期待する大きさの魚が釣れない」「似ているけど違う魚だった」など、思ったような結果にならない可能性もあります。やはり、“個人間取引”には、ある程度のリスクや手間があることは認識しておいた方が良いでしょう。それでも、「希望通りのものが釣れた」「期待以上の大物が釣れた」ということもあるので、魅力的なのでしょう。そのため、今では多くの人がフリマアプリやネットオークションを利用し、“個人間取引”を行っています

 

 

 

 

 

 

■コメ兵も、フリマアプリ始めました!

 

フリマアプリという新たな存在を説明するには、具体例が必要でしょう。手前味噌にはなりますが、私どもコメ兵も、「偽ブランド品等の不正な商品の排除」という社会問題を解決すべく、「KANTE(カンテ)」というブランド品に特化したフリマアプリの運営を始めました。KANTEを例として、フリマアプリを説明しましょう。

フリマアプリも、それぞれ特徴があります。このKANTEは、今までコメ兵が得意分野にしてきたブランド品査定のノウハウを、フリマアプリでの“個人間取引”に活かそうと考え、始めたフリマアプリです。

 

具体的に説明します。KANTEのアプリ内では、個人と個人がブランド品の売買をすることができます。現在多くの方が所有する“スマートフォン”さえあれば、いつでもどこでも出品や購入ができる手軽さが特徴です。KANTEにて実際の取引の際、購入者は「KOMEHYOカンテイあり」「KOMEHYOカンテイなし」の選択ができるのです。

 

もし、「KOMEHYOカンテイあり」を選択して注文すると、

 

 

・出品者

 ↓

・KANTE(コメ兵)

 ↓

・購入者

 

 

と、間に運営者としてKOMEHYOが入ります

 

そして、プロの目利き達が実際に1点ずつ商品を細かくチェックしてから、真贋に問題のない商品だけを購入者の手元に届けるのです(※1)。

 

 

このKANTEの特徴は、

 

フリマアプリでブランド品を売りたいけど、高額品は売却が難しいだろうなぁ…

 

フリマアプリでブランド品を買いたいけど、ちゃんとした品物か不安だなぁ…

 

という不安要素を排除する点にあります。

 

 

出品者側としては、自分の出品物が問題ない商品かどうかをチェックされることにはなりますが、

 

「安心して購入してもらえる」

   ↓

「高額なブランド品でも売れやすい」

 

という状況になります。

 

出品者は「買取相場よりも高く売りたい!」、購入者は「一般の流通相場より安く買いたい!」という想いをもっているはずです。その“売り手と買い手の想いが合致した金額”であれば、良い結果になる可能性も高まるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

■最後に

 

今回は「ロレックスを高く売る方法」について書いてきました。最後の方は、少し当社のフリマアプリの宣伝のようになってしまいましたが、結論としては「フリマアプリなどの“個人間取引”の方が、高く売れる可能性がある」ということです。そのため、1円でも高く売ることを最重視される方、そして、現金化を急いでいない方には、“個人間取引”がお勧めです。

 

ただし、“個人間取引”にはリスクや手間などのデメリットもあります。そのため、手間をかけず、確実に、そして短時間で現金化したい方には、リユースショップや宅配買取など“専門の事業者に売る”パターンがお勧めです。さらに、「下取り」「相見積もり」などを利用すれば、“専門の事業者に売る”というパターンの中でも、より高い金額を目指すことができるかもしれません。

 

また、先にフリマアプリなどの“個人間取引”でチャレンジし、それでも駄目なら、“専門の事業者に売る”パターンに切り替える方法もあります。

 

是非、皆さんに合った手段を選んでみてください。今は、“売却方法が選択できる時代”になったのですから!

 

 

 

 

※1・・・「KOMEHYOカンテイ」で問題が見つかった場合は自動的に取引キャンセルとなり、購入者へ返金・出品者へ商品返送となります。また、品物の種類によっては「KOMEHYOカンテイ」の対象外もあります。

 

 

 

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