【最新版】ルイヴィトン”ネヴァーフル”の人気をサイズ・使用シーン・年式による違いから解説

INDEX

・ネヴァーフルの発売はいつから?
・ネヴァーフルのサイズ展開と使用シーン
・ネヴァーフルの年式による違い
・ネヴァーフルのバリエーション
・最後に

ネヴァーフルの発売はいつから?

ルイヴィトン_ネヴァーフル

2007年に発売され、飽きがこないシンプルなデザインと、その圧倒的な軽さによって爆発的な人気を博しました。
その後、ネヴァーフルは現在に至るまで発売され続けているルイヴィトンのアイコンアイテムになります。

ファッションアイテムはトレンドの移り変わりによって、数年で製造が終了されるケースがほとんどです。
その中でも、10年以上販売されるアイテムはごく僅か。

ネヴァーフルは、2000年以降に販売されたブランドバッグの中でも、”ロングセラーの代名詞”と呼べるアイテムではないでしょうか。

 

ネヴァーフルのサイズ展開と使用シーン

ネヴァーフルを英語で表記すると、「never full(溢れることがない)」になります。
名前の通り、収納力に優れており、バッグ自体も軽い為、物をたくさん入れて持ち歩く方には特にオススメのバッグです。

また、ネヴァーフルは3つのサイズで展開されています。

サイズ 大きさ(横×縦×奥行き) 定価(税抜) 重量
PM 29-37cm × 22cm × 13cm ¥215,000 490g
MM 32-43cm × 28cm × 17cm ¥223,000 690g
GM 40-57cm × 33cm × 18cm ¥230,000 860g

※国内定価は2023年2月時点のものとなります。

 

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PM 普段使い出来る収納力

ルイヴィトン_ネヴァーフル

普段使いにも十分使用できる収納力です。
マチ幅も10㎝以上ある為、500mlのペットボトルを入れても、十分スペースがあります。
A4用紙が横向きでちょうど納まるサイズですが、折り曲がりが気になる方は、MMサイズをオススメします。

MM A4も入る万能サイズ

ルイヴィトン_ネヴァーフル

A4用紙が余裕をもって入るサイズの為、オンオフで使うことができる万能サイズです。
MMサイズから持手周りの長さが40㎝以上になり、肩まで通せる構造になっています。
ノートパソコンなど、手で持つには重い荷物を持ち歩く方にオススメのサイズです。

GM シェアバッグとしても活躍

ルイヴィトン_ネヴァーフル

底辺の横幅が40㎝以上になる為、女性にはやや大きい印象になるかもしれません。
その為、男性が使用しても問題ないサイズになります。
シェアバッグとしてパートナーと共有することも出来るサイズ感です。

 

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ネヴァーフルの年式による違い

2007年に発売されたネヴァーフルですが、2014年頃にモデルチェンジされています。
外見の構造は変化していませんが、内側の仕様が変更されています。

変更箇所は下記の3つです。

①付属品にポーチが付くようになった
②内ポケットのロゴの書体が筆記体からブロック体に変更された
③内ポケットの中のビニール加工がされなくなった


▼旧タイプ



▼現行タイプ

 

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ネヴァーフルのバリエーション

発売当初はモノグラム柄のみの展開でしたが、その後、ダミエ、ダミエアズール、エピなど殆どのシリーズで製造されるようになり、現在ではルイヴィトンのアイコンバッグとして展開されています。

また、1シーズン限定のコレクションアイテムとして展開された希少なデザインもあります。
その中の一部をご紹介します。

 

モノグラム・ローズ

2001年にスティーブン・スプラウスがデザインを手掛けたコレクションアイテムをオマージュし、2009年にマークジェイコブスによって発表されました。

クロコダイルレザー

2008年に限定製造されたクロコレザーのネヴァーフル。
MMサイズの国内定価は400万を超えており、生産数も少なく、希少なアイテムです。

LVストーリーズ


2018年のシーズンテーマである”旅”をイメージしたモチーフのワッペンや、プリント加工がされています。

MASTERSシリーズ


2017年にルイヴィトンと現代アーティストの”ジェフ・クーンズ”のコラボレーションによって生み出されたシリーズです。
ダ・ヴィンチ、ゴッホなどの西洋絵画における巨匠たちの作品がハンドペインティングによって装飾されたデザインです。

モノグラムカブキシリーズ M43499

日本愛好家と呼ばれるアーティスティックディレクターのニコラ・ジェスキエールが、日本限定販売デザインとして2018年クルーズに登場しました。
キャラクターデザインは日本を代表するデザイナー山本寛斎氏によって生み出され、達磨や歌舞伎役者がモノグラムキャンバスにデコレーションされています。

 

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エスカル シリーズ M45128 ブルーカラー

エスカルシリーズ

タイダイモチーフが爽やかな春夏にピッタリなエスカルシリーズは2019年春夏に登場しました。
日本古来の「絞り染め」の技法から着想を得たデザインと言われており、日本の伝統を感じられる馴染み深い印象を受けます。

ジャイアントモノグラム ジャングルシリーズ M44676

ジャイアントモノグラム ジャングルシリーズ 正面

ジャイアントモノグラム ジャングルシリーズ 背面

2019年秋冬に、大人気のモノグラムジャイアントシリーズからアニマル柄が登場しました。
ルイヴィトンのフラワーモチーフにレオパードとゼブラのアニマル柄がワイルドなデザインです。カラーは前面・後面と2色ありその日の気分でお好きなカラーを持つことができます。

2020年コレクション リーグオブレジェンドシリーズ M45201

リーグオブレジェントシリーズ

世界的に人気のゲームとのコラボレーションモデルです。
モノグラム柄にプリントされているアニマルのカモフラージュモチーフはゲームに登場するチャンピオンからアイデアを得たと言われています。

デニム モノグラム M44981

ダミエとモノグラムのパターンを折り混ぜたようなデザインが特徴のデニム素材のネヴァーフル。
モチーフだけでなく、ブルーとレッドの相対したコントラストも特徴的なデザインです。

デニムモノグラム

カスタマイズオーダー ネヴァーフル マイLVワールドツアー

カスタマイズオーダー

ルイヴィトンでは通常のモノグラムキャンバスに自分自身の好みのステッカーやイニシャルを選択し、自分だけのネヴァーフルをカスタマイズオーダーすることができます。
オリジナルデザインのネヴァーフルは生涯大事にしたいですね。

モノグラム・ウェーブ M40685

ルイヴィトン_ネヴァーフル

日本を代表するアーティストである草間弥生とのコラボレーションによって2012年に発表されたシリーズ。代名詞でもある水玉模様が全面に配された大胆なデザインです。草間彌生とは2023年にもコラボレーションが発表され、話題になりました。

モノグラム・グラフィティ M93701

ルイヴィトン_ネヴァーフル

モノグラム・ローズ同様、スティーブン・スプラウスとのコラボレーションモデル。2001年春夏に発表され、亡くなったスティーブン・スプラウスへの追悼の意を込めて2009年に復活しました。モノグラムにグラフィティ(落書き)をのせたデザインはストリートな雰囲気があり人気を博しています。

 

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■最後に

収納力と他のブランドバッグでは体感できない軽さにより、発売当初から人気を博したネヴァーフル。
その魅力は機能性だけでなく、流行に左右されないシンプルなデザイン、またコレクションデザインなどによる、ルイヴィトンの世界観が落とし込まれた製品展開にあると考えます。
バリエーションが多彩なアイテムの為、ぜひ、あなた好みのネヴァーフルを探してみて下さい。

 

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