高級腕時計の時計通信

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8.7.2016

自分の腕時計のベルト、金属製から革ベルトに交換できる? ~腕時計イメージチェンジのすすめ~

Komehyo

ブログ担当者:山口

 

自分の腕時計のベルトを、金属製から革ベルトに交換したい!」という声を私はよく耳にします。

 

それは、多くの方が腕時計を「時間を知るための単純な道具」ではなく、「ファッションアイテムを兼ねた実用品」とみなしているからだと思います。つまり私たちは、腕時計も一つのファッションであると認識しており、時には変化が欲しいと考えるのです。そのため、金属製のブレスレット(以下、メタルバンド)の腕時計をお使いの方であれば、革ベルトに付け替えてイメージチェンジをしたいと思う気持ちは自然なことなのかもしれません。

 

例えば、メタルバンドの代表格であるロレックスを革ベルトにすると…

 

※画像はGMTマスター16700

 

このような雰囲気になります。見事なイメージチェンジです!

 

今週は、メタルバンドの腕時計を革ベルトに変更することの良さを提案させていただきます。そして皆さんに、時計選びの新たな可能性を伝えていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

◆自分の腕時計は革ベルトに付け替えできる?

まず、メタルバンドの時計をお持ちの皆さんが気になる点は、「自分の腕時計が革ベルトに付け替えできるか?」だと思います。もし正確に可否を判断するのであれば、メーカーに問い合わせていただくしかありません。しかし、このブログでもある程度の回答は可能です。

 

 

<メタルバンドを革ベルトに変更できるかどうかのポイント>

①時計にラグがある          
②ラグとメタルバンドに隙間が確認できる
※弓管タイプであれば、ラグと弓管の隙間を確認

 

 

時計にこの2つの要素があれば、革ベルトに付け替えをできる可能性が高いのです。もちろん「絶対できます」という保証はできませんが、高い期待がもてます。

 

 

さらに、メーカーの商品ラインナップとして、同じモデルにブレスレット式と革ベルト式の両方が存在する場合は付け替えができる可能性は非常に高いと言えます。

 

 

 

 

 

 

 

◆革ベルトへ付け替えを検討する際の注意点

では、自分がもっている時計が革ベルトに交換できるモデルだった場合、次に考えることは何でしょうか。もちろん大事なことは、革ベルトのデザインです。色や形など、それぞれの嗜好で選ぶことになります。この点は感性の問題ですので、今回は割愛をします。

 

私が革ベルトのデザイン以外で述べたい注意点は3つあります。下で紹介させていただきます。

 

 

 

<革ベルトへ付け替えを検討する際の注意点>

①ケースの厚みと革ベルトの厚みのバランス

ケース(時計本体)の厚みに対して、革ベルトの厚みが薄過ぎるとバランスが悪くなります。基本は、厚みのあるケースには厚い革ベルト薄いケースには薄い革ベルトです。

 

 

②バネ棒を取り付ける穴の位置

腕時計のベルトはラグの間の「バネ棒」で取り付けられています。イメージとしてはつっかえ棒を利用した「のれん」の設置に似ています。そのつっかえ棒が、バネで伸縮する「バネ棒」というものになったと想像してみて下さい。つまり、革ベルトにあるトンネル型の穴にバネ棒を通して、ラグの内側にある穴(バネ棒がはまる凹み)にバネ棒を取り付けることで、一般的な時計のベルトは固定されているのです。

 

↑「ラグ内側の穴」が外側まで貫通している場合もあり、
その場合は、穴の位置がより確認しやすい
 
この「ラグの内側にある穴」の位置が問題なのです。この「ラグ内側の穴」が時計本体から遠いと、時計本体と革ベルトの間の隙間が大きくなって不恰好になります。さらに、この穴が時計本体に近すぎると、一般的な直線型のバネ棒が取り付けできず、革バンド交換の難易度が上がります。交換前に、この穴の位置を想定しておくと良いでしょう。

 

 

③だれが交換作業をするか

革バンドへの交換には専用の工具が必要です。慣れている方であれば、自分で行うこともできます。しかし、一般の方は工具を持っておらず、革ベルトの購入店や時計屋さんに依頼をする必要があります。事前に交換作業をどうするのか考えておきましょう。

 

 

 

 

 

 

◆事例紹介、ロレックスを革ベルトにする!

メタルバンドの腕時計を革ベルトに交換したイメージを掴んでいただけるように、メタルバンドが一般仕様であるロレックスを革ベルトに交換した例を紹介させていただきます。

 

 

<サブマリーナ>

ダイバーズ時計を代表するサブマリーナですが、もちろん、標準装備はメタルバンドです。海との繋がりが強い時計ですので、「革ベルトと合うの?」と心配になるかもしれません。しかし、大丈夫です。実際に取り付けをしてみると、スポーティなケースと革ベルトはとてもよく合います。革素材を使うことで、水回りでの使用は難しくなりますが、ファッションの幅は大きく広がります。

 

時計ファンなら誰が見ても一目で分かる人気モデルを、あえて通常とは異なるスタイルで付けこなすのです。お洒落上級者のようなファッションを楽しみましょう。

 

 

 

<GMTマスター>

特に、旧型GMTマスターに見られる「赤青」と「赤黒」のカラーベゼルは、落ち着いた色合いの革ベルトと組み合わせることで絶妙な風合いになります。つまりGMTマスターの場合、鮮やかなベゼルに加えて革ベルトのカラーを加えることで、堅いイメージの強いロレックスが、遊び心溢れる、カジュアル色の強い腕時計に生まれ変わります。ロレックスが欲しいけれど、どこか「重い」イメージをお持ちの方、ラフにロレックスを使用したい方にお勧めの使用法です。

 

 

 

 

<デイデイト>

時計本体からメタルバンドまで全てゴールド素材の時計は大変美しく、その豪華な形姿は、高級時計の花形です。しかし、豪華すぎて普段使いには適さないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。そんな方におすすめの使用法が革ベルトへの付け替えです。革ベルトに付け替えるやいなや、さりげなさと気品を併せ持つ時計にイメージチェンジします。

 

補足をいたしますが、デイデイトやデイトジャストの場合、革ベルトのモデルがラインナップされています。その点がスポーツモデルと違います(デイトナは例外ですが)。ただし、革ベルトモデルを購入後、メタルバンドを追加で入手しようとすると大変です。なぜならば、メタルバンドは基本的に「メーカー価格での購入」しか選択肢がありません。そのコストは莫大なものになります。メタルバンドも革バンドも両方使いたい方は、メタルバンドの時計を購入してから革ベルトを付け足す手段がおすすめです。時計本体であれば、並行輸入新品や中古品を買うという選択肢があるからです。

 

 

 

 

 

 

いかがでしょうか?メタルバンドから革ベルトへ変更すると、大きくイメージチェンジができます。ケースの形状、文字盤のデザイン、色、革の素材など、その組み合わせは無数にあります。皆さんも、時計選びの際に「革ベルトに交換する」という応用的な視点を持ってください。そうすると、一気に選択肢が広がります。これまでとは違った楽しい時計選びができるはずです!

 

 

 

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