時計編

KOMEHYOの目利きの流儀

時計編

バイヤーは、ココを見ている!
ブレスレットの“たるみ”を見極め品定め

時計の買い取りの場合、真贋はもちろんですが、やはり状態の良し悪しを見させていただきます。主なチェックポイントは、風防など外観の傷や曇り、文字盤や針など内装の状態をルーペで詳細に隈なく確認し、そして機械式であればその精度を専門の機械に かけてはかります。ただし、とても大切にご使用・メンテナンスされていると、これだけでは、どのくらい使い込まれたものかを 見極めるのは難しいもの。そこで、わたくしどもが注目するのが、ブレスレットのたるみ。本体だけを持ち上げブレスレットがより下の方へたるんだら、非常に使い込まれているサイン。しかもこのブレスレットのたるみ、ブレスレットを交換しないかぎり、直したりできないので、使い込みの見極めに最適、というわけです。みなさまもぜひ、お手元の時計をはずして、どうぞご自身でその使い混み具合を確認してみてください。

バイヤーは、ココを見ている!ブレスレットの“たるみ”を見極め品定め

価値を長持ちさせる秘訣、お教えします。
一日分の汚れは、その日のうちに拭きとって、2〜3本をローテーション

時計は毎日使うものです。そして、身に付ければ確実に汚れます。人が夜家に帰りオフロに入って一日分の汚れを落とすように、 時計も家に帰ったらサッとメガネ拭きなどで一通りふいてあげてください。たったそれだけも、価値が長持ちするので、実はわたくしも実践しています。とはいえ、どれだけ丁寧にお使いになっても、ブレスレットのように使い込めばそれだけ傷むもの。そこで、できればお気に入りの時計を 2〜3本揃え、順番にお使いいただくことをオススメします。そんなに揃えるのは大変、と思うかもしれませんが、下取りや買い取りを前提に考えた場合、1本を使い込むより確実に状態は良く価値が維持されるので、絶対にお得です。しかも、気分やTPOによって使い分けができるので、あなたの価値もグッとあがります。ちなみに、それでもオーバーホー ルは必ず3〜5年ごとに、革バンドの雨・夏使用は厳禁ということもお忘れなく。

少しでも高く売るには?
“下取り買い替え”דまとめて持ち込み”が最強

状態が良いことが前提ではありますが。たとえば、クルマをの売買をイメージしてください。ディーラーで買い取りだけをお願い する場合と、次のクルマも買う前提で査定する場合と、どちらの方がより査定額が高いでしょうか。時計も同じ。同時に新しい時 計をご購入いただけるのならば、とお買取額もがんばって上乗せさせていただきます。しかもそれが、複数点になれば、わたくしどもとしても一気に在庫を増やせますので、さらなる上乗せが可能です。価値を長持ちさせるために 2〜3本ローテーションでお使いいただき、それをまとめて下取り買い替えする。これが最もお得でオシャレな時計マスターの流儀、ということなのです。最後に、革バンドの時計をご購入された方限定の買取アップテクニック。未使用のままバンドだけを汎用の革バンドに替えてご使用いただくと、買取額があがります。

少しでも高く売るには?“下取り買い替え”דまとめて持ち込み”が最強

KOMEHYOはココまでこだわる
時計はすべて、分解して内部チェックしてから店頭へ

機械式の時計を分解する。ご想像のとおり、とても大変な作業です。この道のプロフェッショナルでも、一日に 2〜3 本が限界と言われています。それでも、わたしどもは、お買い取りさせていただいたすべての時計を、分解しチェックし、必要であればメンテナンスを施し、できるだけ新品に近い状態で店頭へお出ししています。もし仮に、今日お売りした弊社の時計が、未使用の状態 で次の日持ち込まれても、同じようにいたします。なぜそこまでこだわるのか? 機械式時計は、超精密機械です。たとえば、外観はキレイだけど歯車のたったひとつがとても摩耗していたら…。お買い取り時には正確に動いていても、次の日アブラが切れてしまったら…。見えない部分だからこそ、実際に見てみないことには、わたくしどもが納得としてお売りできないのです。お客さまが悩まれ、ようやくお選びになり、気に入って身につけた時に動かない。そんな申し訳ないことは、絶対にできません。

KOMEHYOはココまでこだわる時計はすべて、分解して内部チェックしてから店頭へ

狙うなら、定番ブランドかトレンドブランドか
男性ならロレックス、女性ならカルティエが定番。流行りならウブロ

狙うなら、定番ブランドかトレンドブランドか男性ならロレックス、女性ならカルティエが定番。流行りならウブロ

時計業界ではいま、実は定番ブランドのさらなる“定番化”が最近進んでいるのです。その代表格がロレックス。世界経済の影響 なども受け、数年前に買ったロレックスが、まるでバブル期の不動産のように、値上がりしているのです。しかも、その差額はな んと十万数万にも。もはや資産価値とも言えるロレックスは、今後もますます人気になると予想します。一方、いま最もホットな ブランドを狙うなら、ぜひウブロをご検討ください。パネライからはじまったビッグウォッチブームを継承しつつ、時計業界では これまで使われてこなかったセラミックやキングゴールドなどを、大学と共同研究のすえ製品化しているのがポイント。まさに、 最先端のブランドと言えるでしょう。見た目に男らしく、インパクトもあり、かと言ってスマートさも忘れない。そんな大人な男性にピッタリな時計です。

時計を買うならココチェック!
価格差に注目し、お気軽にスタッフへご相談を

時計市場は、まるで金融市場のように、相場がございます。そして、KOMEHYOの目利きたちはその相場を決してはずしません。 ところが店頭を見てみると、たとえば同じロレックスのサブマリーナでも価格差があることに気がつきます。相場より高いもの、 安いもの、それぞれ必ず理由がございます。ショーケースごしでは、きっとお分かりいただけません。良い品を、最適な価格でお 買い上げいただくためにも、ぜひスタッフへお声がけください。懇切丁寧に、その価格差をご説明いたします。この場で、とてもシンプルに言ってしまえば、状態が良い品は高く、その逆は安い、ということ。そのどちらを優先するか、はお客さまの価値観。「どうせ買うならやっぱりできるだけ新品に近いほうがいい」という方もいれば、「どうせ使っていれば傷はつく。それよりも欲しいものを安く買いたい」という方もいらっしゃいます。さて、あなたはどちら派?ぜひ店頭でスタッフにご相談ください。

時計を買うならココチェック!価格差に注目し、お気軽にスタッフへご相談を