中期経営方針
中期基本方針
当社グループは、ブランド・リユース業界でのトップシェアを確保するために、総流通量 (GMV) の拡大を図ることで、中長期的な収益力強化の経営戦略を目指してまいります。
中期売上高、利益計画(連結)
単位:百万円 | 2019年3月期 | 2020年3月期 | 2021年3月期 | 2022年3月期 | 2023年3月期 |
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売上高 | 50,960 | 57,510 | 未定 | 未定 | 未定 |
営業利益 | 1,860 | 297 | 未定 | 未定 | 未定 |
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) | 1,009 | △234 | 未定 | 未定 | 未定 |
※2021年3月期から2023年3月期は、合理的に予測可能となった時点で開示いたします。
グループ経営戦略
ブランド・ファッション事業
1. 適正な利益の確保
買取・販売価格のコントロールや高利益率商材の構成比の見直し等により、適正な売上高総利益率の確保を目指します。一方、広告宣伝費、販売促進費等各種経費の効率改善を行い、適正な営業利益の確保を目指します。
2. ECの強化
お客様の安全に対するニーズに対応するため、オンラインを活用した売買がよりしやすい環境整備、施策を行ってまいります。また、法人事業におきましても、非接触型のお取引が可能なシステム構築等を行ってまいります。
3. 個人買取量の確保
イベント買取を中心としたアライアンスを強化し、各種プロモーション施策の実施などに注力します。また、既存店並びに、新規出店による個人買取を推進し、中長期的な店舗収益力の強化を目指します。
4. 法人事業の強化
オークション事業の強化及び効率化を進めるとともに、提携事業の推進並びに総流通量(GMV)の拡大を図り、新規顧客の獲得を目指し、ブランド・リユース事業での優位性を確保します。
5. IT及びデータテクノロジー(DT)の強化
データテクノロジー(DT)や、AIによる真贋判定などITの強化を図り、それらを基盤とした事業の中長期的な成長を目指します。
タイヤ・ホイール事業
中古タイヤ・ホイール専門店の「U-ICHIBAN」を展開し、中古タイヤ・ホイールの販売強化による利益率向上を図ります。
また、SUVや四輪駆動のオフロード車のカスタマイズを提案する「URBAN OFF CRAFT」、ヨーロッパ輸入車のトレンドを提案する「EURO STYLE Craft」による趣向性の高い専門店での販売の強化を行い、同時に下取りや買取の需要を取り込み、中古商材の確保を行います。また、一部エリアの拠点の見直しを行い、より中古商材に注力できるよう経営資源の再配置を行います。
その他、自動車部品の企画、製造に注力し、新製品を市場に投入してまいります。
以上の戦略を支える当社グループ全体の継続的課題では、人財育成の強化として、次世代育成研修やコーチング研修、女性活躍を推進するための体制の整備を行います。また、グループ全体で経営資源の効率化、及び、内部統制の強化を行う方針です。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。