エルメス シェーヌダンクルについて | 人気のシルバーアイテム
■INDEX
・はじめに
・シェーヌダンクルの歴史
・初期と現行タイプの見分け方
・人気の理由
・シェーヌダンクルブレスレットのサイズ展開について
・シェーヌダンクルブレスレットのデザイン展開
・最後に
■ はじめに
エルメスを代表するシルバージュエリー「シェーヌダンクル」シリーズのブレスレット。
今回は、長い歴史を持つシェーヌダンクルの初期と現行タイプの見分け方、ブレスレットのサイズ展開や人気のデザインなどについてご紹介します。
■シェーヌダンクルの歴史
「シェーヌダンクル（Chaine d’ancre）」は日本語で「船の錨（いかり）のチェーン」という意味があります。
エルメスの第4代社長 ロベール・デュマが、1938年に船の錨（いかり）のチェーンを元にデザインしたブレスレットを作り「シェーヌダンクル」が誕生したと言われています。
その後も、ブレスレットに限らずネックレスやリング、ピアスと新しいデザインが次々と誕生しており、発売当初から現在までで約80年ものあいだ販売されている歴史のあるシリーズです。
■初期タイプと現行タイプの見分け方
初期と現行タイプの違いは、「刻印」と「製造番号」で見分けることができます。
「刻印」は、本体の金具刻印が製造初期の頃は細い書体ですが、現在はボドニー体に近い書体になっています。
初期タイプ
現行タイプ
次に「製造番号」は、製造初期（ヴィンテージ）の頃は製造番号の刻印がありませんが、現在は製造番号が刻印されています。
製造番号
■ 人気の理由
2021年ごろから人気が高まっているシェーヌダンクル。その理由は以下の3点です。
１.デザイン性
自身で身に着けて楽しむだけでなく、恋人同士や夫婦で使用することができるユニセックスなデザイン性
２.希少性
全て職人の手作業によって製造されるため、製造数に限りがある希少性
３.ファッション性
芸能人やインフルエンサーなど、ファッションアイコンの人たちが愛用するほど高いファッション性
■シェーヌダンクルブレスレットのサイズ展開について
シェーヌダンクル ブレスレットの大きさの違いについて説明いたします。
また、シェーヌダンクルのブレスレットは”腕周りの長さ”ではなく、”コマの大きさ”でサイズを判断します。
こちらについては、コマの調整についてをご参照ください。
TPM 1コマ 0.9×0.5㎝
「PM」サイズよりもさらに華奢（きゃしゃ）なアイテム。
2022年現在では廃盤となっています。
PM 1コマ 1.4×0.8㎝
現在販売されている最小サイズの「PM」は、華奢で上品な印象で女性の人気が高いアイテムです。
MM 1コマ 1.7×1.0㎝
真ん中のサイズの「MM」は、ほど良いボリューム感で男性・女性どちらでもお使いいただけます。
GM 1ｺﾏ 2.1×1.2㎝
2番目に大きなサイズの「GM」は男性人気の高いアイテムですが、ボリューム感を楽しみたい女性にもオススメです。
TGM 1ｺﾏ 2.4×1.4㎝
最大サイズの「TGM」はとてもボリューム感があるため、腕周りのしっかりした男性向けです。
コマの調整について
2022年現在、有料にはなりますが、エルメスの直営店でコマを足したり減らしたりすることができるようです。
そのため、ブレスレットの腕周りだけでは正確なサイズが判断できません。コマの大きさと併せて腕周りの長さを確認するようにしましょう。
■シェーヌダンクルブレスレットのデザイン展開
長いシェーヌダンクルの歴史の中で、様々な派生形のブレスレットが登場しており人気のアイテムです。その中の一部をご紹介します。
シェーヌダンクル アンシェネ
シェーヌダンクルのモチーフをつなげたデザインとなっており、優しい丸みのある人気シリーズです。
シェーヌダンクル ツイスト
定番のモチーフとは異なるシェーヌダンクル。細身のチェーンと２つのモチーフとのバランスが絶妙にマッチしてます。
シェーヌダンクル ファランドール
大小異なる大きさのモチーフがついたシンプルですっきりしたデザインです。サイズ展開は、ショート、スタンダード、ロングの３つです。
■ 最後に
シェーヌダンクルには80年以上の歴史があり、時代に合わせて形を変えています。
男女や年代に問わず、人気のあるファッション性の高いアクセサリーです。なので今後も注目度は上がっていくことでしょう。
エルメスのシルバーアイテムに興味がある方は、ぜひオンラインストアもチェックしてみてください。
