シャネル(CHANEL)ニューアイコンアイテムのココハンドルについて

■INDEX

・はじめに
・ココハンドルとは
・ココハンドルの機能性
・サイズ展開
・素材展開
・ココハンドルの選び方
・ココハンドルのアクセサリーにオススメのアイテムとは
・最後に

■ はじめに

シャネルの定番バッグと言えば、ほとんどの方は”マトラッセのチェーンバッグ”をイメージするかと思います。ここ数年で登場し、瞬く間に人気アイテムとなった”ココハンドル”をご存じでしょうか。

今回はシャネルの新定番と言っても過言ではない、”ココハンドル”について解説していきます。

■ココハンドルとは

ココハンドル AS2215

シャネル_バッグ

ココハンドルは、公式オンラインストアでは”トップハンドル フラップ バッグ”という名前で販売されています。
なかでも、上記の写真のデザインのバッグが”ココハンドル”という愛称で呼ばれています。

ココハンドルは2016年前後に登場した2WAYバッグです。

チェーンバッグを踏襲したキルティングステッチとチェーンストラップがついており、コロンとしたフェミニンなシルエットで大人気のアイテムです。

入荷したらすぐ売れてしまうためブティックでは入手困難となっており、一部サイズ・カラー・素材の未使用品に関しては、中古市場で定価よりも高い金額で取引されているほどです(2022年9月現在)。

 

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■ ココハンドルの機能性

次に機能性について注目してみましょう。

内部

シャネル_バッグ

バッグの内部はこのようになっています。
仕切りがついているので、荷物を整理して入れることができます。

この写真は一番小さいサイズのココハンドルですが、全5サイズの展開があるためライフスタイルによって自分に合うものを選んでいただけます。

表側

シャネル_バッグ

ストラップの根元部分に着目してみると、取り外し可能な金具がついていることがわかります。実はこのストラップは、発売当初の初期型ココハンドルでは取り外しができませんでした。

2017年前後から仕様変更されました。
ハンドバッグとして使うときにすっきりと持てるようになり、シルエットにこだわりたい人にとって嬉しい変化ではないでしょうか。

■ サイズ展開

ココハンドルには現在、製造されなくなったサイズも含めて、全部で5つのサイズ展開があります。
それぞれをショルダーバッグとして使ったときのサイズ感と併せてご紹介します。

ココハンドル(19cm) AS2215

横×縦×マチ(幅) : 約 19cm × 12.5cm × 9cm

シャネル_バッグ

シャネル_バッグ

一番小さいココハンドルがこちらです。

トレンドのミニバッグとして使うことができる、人気のサイズです。

ココハンドル(22cm) 92990

横×縦×マチ(幅) : 約 22cm × 14cm × 9.5cm

シャネル_バッグ

シャネル_バッグ

ココハンドルの定番サイズといえば、こちらのサイズではないでしょうか。
組み合わせ次第で、フォーマルにもカジュアルにも使える汎用性の高い一品です。

ココハンドル(29cm) 92991

横×縦×マチ(幅) : 約 29cm × 19cm × 12cm

シャネル_バッグ

シャネル_バッグ

少し大きめなサイズのこちらは、収納力にこだわりたい方や落ち着いたフォーマルシーンで使いたい方におすすめです。

膝の上においても邪魔にならず荷物がしっかりと入るため、より機能的に使うことができます。

ココハンドル(32cm) 92992

横×縦×マチ(幅) : 約 32cm × 20cm × 12cm

シャネル_バッグ

シャネル_バッグ

ココハンドル(33cm) 92993

横×縦×マチ(幅) : 約 33cm × 25cm × 12cm 

こちらの2サイズは横幅はほとんど変わりませんが、縦幅が大きく違います。
前者は横長の長方形のシルエットであるのに対し、後者は正方形に近いシルエットとなっています。

サイズごとの国内定価は以下のようになっています(2022年9月現在)。

AS2215 92990 92991 92992
サイズ
横×縦×マチ(幅)
約 19cm × 12.5cm
× 9cm
約 22cm × 14cm
× 9.5cm
約 29cm × 19cm
× 12cm
約 32cm × 20cm
× 12cm
国内定価(税抜) ¥587,000 ¥614,000 ¥675,000 ¥728,000

※素材などによって国内定価は異なる場合がございます。

 

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■ 素材展開

ココハンドルの魅力の一つとして、他のバッグでは見られないような様々な素材の展開があります。
ここではその一部を紹介していきます。

キャビアスキン

シャネル_バッグ

シャネル_バッグ

シャネルの定番素材、キャビアスキンです。

触り心地は硬く、張りがあります。
型押しされているため傷が目立ちにくく、光沢感のある人気の牛革素材です。

カーフ

シャネル_バッグ

シャネル_バッグ

カーフはキャビアスキンと同じく牛革を加工した素材です。

キャビアスキンと違って型押しされておらず、柔らかい質感が特徴です。
写真の様に光沢感を強めたメタリックカーフの展開もあります。

メタリックカーフ

シャネル_バッグ

デニム

シャネル_バッグ

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軽量でスポーティな雰囲気漂う素材です。
ラグジュアリーなイメージのあるココハンドルの中で、カジュアルスタイルとも相性がいい素材と言えます。

ツイード

シャネル_バッグ

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短い羊毛を組み合わせた毛織物素材がツイードです。
シャネルでは秋冬物のジャケットに使用されることが多く、厚みがあって高級感のある素材です。

シアリング ラム

シャネル_バッグ

シャネル_バッグ

ラム(lamb)は羊の中でも幼い子羊のことを指し、シアリング(shearing)とは刈り取った毛のことを指します。

ふわふわとした手触りが心地よい、シャネルの中でも珍しい素材です。

パイソン

パイソンは蛇の革を加工した素材であり、エキゾチックレザーと言われるものの1つです。

シャネルは2018年に、サスティナブルに向けた取り組みとしてエキゾチックレザーの使用廃止を発表しました。
そのため、パイソンのココハンドルは現在ブティックでは入手不可能となっています。

リザード(ハンドルのみ)

シャネル_バッグ

シャネル_バッグ

ハンドルの部分だけリザード(トカゲの革)を使用しているアイテムも存在します。

リザードも上述のパイソン同様、エキゾチックレザーです。
そのため、現在ではリザード風のエンボス加工(細かい型押し)に変更されました。

 

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■ココハンドルの選び方

ここまででココハンドルのサイズと素材展開を見てきました。

これだけでもかなり多くの種類があり、加えてココハンドルはカラー展開も豊富です。
候補がたくさんあることは嬉しいことですが、実際に自分がココハンドルを買うときに迷ってしまいそうですよね。

サイズの選び方

サイズについて迷っている方は、まず22cm(92990)をフィッティングすることをおすすめします。
22cmをフィッティングする理由は2つあります。

1つは、自分の体格に合うサイズは人それぞれなので、サイズを最初に絞るほうが効率がいいからです。
もう1つは、22cmはカジュアルシーンにもフォーマルシーンにも合わせやすいサイズだからです。

22cmをフィッティングして自分に似合うサイズ感と、カジュアルに使いたいかフォーマルに使いたいかイメージが固まったら、そのイメージに合わせてカラーや素材などを調整していきましょう。

カラーの選び方

例えば、カジュアルに使いたいと思った際には、まずは思い切ってビタミンカラー系のピンクやイエローも試してみるとよりイメージが固まると思います。

下記の表の様に、ご自身のファッションテイストに合わせて組み合わせを選んでみてもよいかもしれません。

ファッション カジュアル どちらにもおすすめ シック・フォーマル
カラー ビタミンカラー系 ブラック ダークトーン系
素材 デニムなど キャビアスキン、カーフ ツイードなど

 

オススメの組み合わせ

シャネルのブランドカラーであるブラックや、傷つきにくいキャビアスキンとシンプルな見た目のカーフはシーンを選ばずに使いやすいカラー・素材です。

一生モノのバッグとしてココハンドルを探している方や、シーンを選ばずバッグを活躍させたい方には、ブラックカラーで、キャビアスキンまたはカーフの素材がおすすめです。

 

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ココハンドルのアクセサリーにオススメのアイテムとは

ココハンドルは名前の通りハンドルがついているので、”ツイリースカーフ”との相性がとても良いです。
ツイリースカーフの色柄や巻き方によって表現の幅がぐっと広がり、素敵なコーディネートが楽しめます。

それだけでなくハンドルに巻き付けて使うことで、ハンドルに手垢が沈着してしまったり擦り減ってしまったりといったトラブルを防いでくれる効果も期待できます。

ココハンドルをご購入した際には、ぜひとも試してみてください。

ツイリースカーフの販売はこちらから>>

■ 最後に

今回はココハンドルのサイズ展開、素材展開、おすすめの選び方をご紹介しました。

登場が2016年前後であるにも関わらず、非常に豊富なラインナップとなっており、そこからもココハンドルの人気度合いが見受けられます。
毎シーズンごとに新作も発表されており、今後も目が離せないアイテムであることは間違いないでしょう。

この記事を読んでココハンドルに興味を持っていただけたら、ぜひとも一度店舗に足を運んでフィッティングしてみてください。

 

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