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23.12.2016

タグホイヤー|カレラの選び方 ~カレラ・タキメータークロノグラフから始めるカレラ選び~

Komehyo

ブログ担当者:志津

 

タグホイヤーを代表する人気モデルと言えば「カレラ」です。前回の投稿では、「なぜカレラを選択する人が増えたのか?」(※1)を紹介しましたが、今回は、「カレラをどのように選ぶか」について紹介させていただきます。

 

「カレラ」と一口に言っても、“カレラ・タキメータークロノグラフ(・キャリバー16)”、“カレラ・キャリバー5”、“カレラ・キャリバー1887”、“カレラ・キャリバーホイヤー01”、“グランドカレラ”など様々なモデルがあります。

 

↑カレラの様々なモデル

 

そこで、“カレラ選び”が行いやすいように、敢えて「基準軸」を設定して、そこから判断していく方法をご提案します。私の提案する基準軸は「カレラ・タキメータークロノグラフを選ぶかどうか」です。そして、“そのモデルを選ばない”選択をした場合に、他のモデルの検討に入ればよいのです。

 

 

 

 

 

 

■STEP1

~定番モデル“カレラ・タキメータークロノグラフ”を選ぶかどうか?~

 

↑カレラ・タキメータークロノグラフ
※型式:CV2010.BA0786(CV2010.BA0794)

 

“カレラ選び”の第一歩は、前述したように「カレラ・タキメータークロノグラフを選ぶかどうか」を選択することです。なぜならば、このモデルが従来の定番カレラだからです。様々なカレラが登場した今でも、このモデルが“カレラの代表的イメージ”なのです。最初に、このモデルが好みかどうかをじっくり吟味してみて、もし「このモデルじゃない!」と思われるようであれば、別のモデルを探します(STEP2へ)。

 

私の中で、このカレラ・タキメータークロノグラフは従来の定番モデルで、この後紹介する“カレラ・キャリバー1887”や“カレラ・キャリバーホイヤー01”が新定番というイメージです。例えると、東京観光で1つの場所にしか行くことができない時の、「東京タワーか、スカイツリーか」という選択に似ています。従来の定番が前者、新定番が後者という意味です。

 

そしてカレラの特徴といえば、“直線とエッジを取り入れたデザイン”です。カレラ・タキメータークロノグラフにもラグやベゼルにこの特徴がよく現れており、シャープなかっこよさがあります。また、名称にあるように、ベゼルにタキメーターが設けられており、デザインのアクセントになっています。

 

 

<カレラ・タキメータークロノグラフのマイナーチェンジ>
カレラ・タキメータークロノグラフにはいくつかマイナーチェンジがありますので、まとめておきます。

 

①防水性が50m→100mへ
防水性能がアップして、より実用性が向上しました。裏蓋の防水刻印をチェックすると判別できます。

 

②ブレスレットの変更
メタルブレスレットが変更され、より丈夫な仕様になりました。下の画像の左が旧タイプ、右が新タイプです。明らかに金属部分の厚みが増したのが分かります。

 

③裏蓋がシースルーバック→ソリッドバックへ
裏蓋から内部か見えるシースルーバックから、伝説のF1レーサー“ファン・マヌエル・ファンジオ”氏の刻印裏蓋に変更になりました。
※ファンジオ氏はミハエル・シューマッハ氏に記録を塗り替えられるまで、歴代最多の優勝回数を誇ったレーサーです。

 

 

上のようなマイナーチェンジにより、選ぶ際の“深み”がある点もカレラ・タキメータークロノグラフの面白いところです。さらに、文字盤・ベゼル・素材・バンドタイプ(金属or革)など、他のバリエーションも豊富にラインナップされています。価格も重要なポイントですので、参考になるようリンクを下に設けておきます。

 

カレラ・タキメータークロノグラフの価格をチェックする
こちら

 

 

 

 

 

■STEP2

~定番を外した場合の、ポイント~

 

定番のカレラ・タキメータークロノグラフを外した場合、次に考える点は“方向性”です。次で4つ方向性を示しておきますので、参考にしてみてください。

 

 

①「新定番カレラ」を選ぶ!

↑カレラ・キャリバー1887

↑カレラ・キャリバーホイヤー01

 

前述した例えの“スカイツリー”に当たる新定番カレラが、“カレラ・キャリバー1887”と“カレラ・キャリバーホイヤー01”です。どちらも自社製ムーブメントを搭載していますので、上位機種という捕らえ方もできます。

 

2010年に登場したカレラ・キャリバー1887は、コラムホイールを採用するスイングピニオン方式の自社開発クロノグラフムーブメントを搭載しています。実はこの自社ムーブメントの開発において、私はあることに感心しました。それは、タグホイヤーは信頼性を重視して一から設計するリスクを犯さず、日本のセイコーから公式ルートで設計を転用する許可を得て開発したことです。“完全自社設計”の方が体裁が良いとは思いますが、そこにこだわらないだけでなく、“セイコーの設計を使用したこと”までアナウンスする誠実さに、私は脱帽しました。

 

カレラ・キャリバー1887の価格をチェックする
こちら

 

さらに2015年にはカレラ・キャリバー ホイヤー01が登場します。ウブロのビッグバンを手がけたビバー氏が現在のタグホイヤーのCEOであることが大きいと思いますが、このモデルにはビッグバンのような立体感が与えられました。従来のカレラデザインを覆す革新性を感じます。

 

 

 

 

 

②「シンプルカレラ」を選ぶ!

↑カレラ・キャリバー5 

↑カレラ・ツインタイム(GMT機能)

 

次にシンプルなデザインのカレラです。クロノグラフではなく、時・分・秒針のみの3針モデルです。ビジネスにもデイリーユースにも万能なデザインであり、価格も抑えられますので、魅力的な選択肢です。

 

シンプルモデルは「腕が細い自分にはクロノグラフは大きすぎる」、「もっとクラシカルに使いたい」、といった要望に対するタグ・ホイヤーの答えではないでしょうか。もちろん細身の方でなくてもシンプルモデルはマッチします。それは、2014年のマイナーチェンジで39mmから41mmになったことにより、中古市場からであれば大きさの選択ができる環境にあるからです。

 

スタンダードなセンター3針(日付表示あり)モデル以外に、曜日表示、GMT機能、スモールセコンドなどバリエーションもあります。

 

カレラ・キャリバー5の価格をチェックする
こちら

 

 

 

③「渋カレラ」を選ぶ!

↑カレラ(初期デザイン手巻)

↑カレラ(初期デザイン自動巻)

 

実はカレラにも「渋い!」と思うようなモデルが存在します。それは1990年代に登場した初代の復刻カレラです。ケース径が35mm強というコンパクトな“横3つ目”の手巻式クロノグラフに始まり、その後、約3mm大きい自動巻式も登場します。特に、前者は文字盤にかつてのブランドロゴ「HEUER」を配しており、よりクラシカルに感じます。しかし、これらの“初期デザイン”カレラは中古市場での出回りも少ない状況にありますので、出会うためには“運”が必要かもしれません。

 

 

 

④「変り種カレラ」を選ぶ!

↑グランドカレラ

↑カレラ・クロノグラフ・テレメーター・グラスボックス・キャリバー18

 

人とは違う個性を追求する方には、「変り種カレラ」がおすすめです。上の画像の2つ以外にも様々な“亜種”がありますので、探してみてください。

 

 

 

 

 

 

全てを紹介することができませんでしたが、見ていただいたようにカレラには多くの種類があります。その選択肢の多さにより、選ぶ際に“迷い”を生んでしまいます。しかし、今回紹介させていただいたように、“従来の定番カレラ”から吟味をスタートすることにより、スムーズな選択ができるはずです。是非、試してみてください!

 

 

 

 

※1・・・前回の投稿「タグホイヤー|カレラを選択する人はなぜ増えたのか? ~人気モデル|カレラに迫る~」は ⇒ こちら

 

 

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