高級腕時計の時計通信

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14.12.2019

【“車好き”が語る腕時計】男心をくすぐる「モータースポーツ」や「自動車メーカー」とのコラボレーション腕時計

Komehyo

ブログ担当者:藤井

 

■【“車好き”が語る腕時計】男心をくすぐる「モータースポーツ」や「自動車メーカー」とのコラボレーション腕時計

 

私は、時計が好きですが、にも興味があります。

 

例えば、車に関しては、フォード社のマスタング・シェルビーGT500などのマッスルカーを中心とした「クラシックカー」が好きです。さらに、「モータースポーツ」も好きで、レストア動画などを日常的に観て楽しんでいます。

 

私にそのような嗜好があるために、“車と関係のある腕時計”を発見すると、「こんな時計があるんだ!」と興味を惹かれます。今回は、皆さんにその面白さをお伝えすべく、“車好き”からの視点で、興味深い腕時計を取り上げたいと思います。

 

 

 

 

 

 

■腕時計と車の関係について

 

最初に少し、腕時計と車の関係について触れておきます。

 

“車好き”の私から見ても、腕時計と車には似た部分があります。例えば、所有する個数(台数)です。腕時計も車も、一般的には「ひとり1個(台)」という所有が多く、多い方でも数個(台)程度でしょう。そのため、“相棒”のように感じることもでき、愛着が沸きやすい点は似ていると感じます。きっと皆さんも、腕時計や車を購入するときに、ある程度のこだわりを持っているはずです。

 

また、意外と思われるかもしれませんが、腕時計には、モータースポーツや自動車メーカーとのコラボレーションモデルが数多く存在します。そのコラボレーションは、公式な提携もあれば、作品のコンセプトとして持ち出されただけの場合もあります。

 

例えば有名な例は、ロレックスの「デイトナ」でしょう。「デイトナ」のモデル名は、アメリカのデイトナ・インターナショナル・スピードウェイに由来していることは、あまりにも有名です。

↑ロレックス「デイトナ」

 

このような時計と車の具体的なコラボレーションは、“車好き”と“時計好き”の興味を繋ぐ、絶好のポイントです。そこで今回は、“モータースポーツや自動車メーカーとのコラボレーションモデル”をピックアップし、皆さんにご紹介します。

 

 

 

 

 

 

■モータースポーツや自動車メーカーとのコラボレーションモデル

 

では、“モータースポーツや自動車メーカーとのコラボレーションモデル”を紹介いたしましょう。

 

 

 

①ゼニス「デファイクラシック・レンジローバー」

(型式:95.9001.670/77.R791)

2016年より自動車メーカー「ランドローバー」とパートナーシップを結んだゼニス。こちらのモデルはパートナーシップを記念したモデル第3弾になります。

 

このモデルは、1960年代から存在する「デファイ」というシリーズをベースにしていますが、デザインは最新版です。このデザインはクラシカルとモダンな雰囲気が共存しつつ落ち着いていますので、ビジネスフォーマルでも活躍できます。ムーブメントには、「エリート 670」をデファイ向けに再設計した「エリート 670 SK」しています。

 

私のおすすめポイントは、文字盤にレンジローバーイヴォークの“ホイールディスク”のデザインを採用している点です。下に比較画像を用意しましたが、ベースとなった通常モデル(95.9000.670/78.R584)とは文字盤のデザインが異なります。

また、ターコイズカラーを秒針とローターに採用していますが、これはレンジローバーイヴォークの“インテリアライト”をモチーフとしています。全体的に落ち着いたカラーにまとめられているこちらのモデルのアクセントになっています。また、ラバーストラップもイヴォークの内装をイメージしたデザインとなっています。

 

 

 

②ブライトリング・フォー・ベントレー「ベントレーB06」

(型式:AB0611/A061B42SP)

イギリスの自動車メーカー「ベントレー」とパートナーシップを結んでいるブライトリング。その際、ブランド名は「ブライトリング・フォー・ベントレー」となり、その関係は2003年から続いています。

 

こちらのモデルはベントレーカーのモチーフをふんだんに取り入れており、非常にユニークな仕上がりとなっています。文字盤とベゼルはラジエーターグリルを模したデザインとなっています。

文字盤の隙間から、そして、シースルー仕様の裏蓋からは、自社製ムーブメント「B06」を見ることができます。そこから見えるローターもホイールディスクデザインとなっている徹底ぶりです。

 

 

 

③ショパール「ミッレミリア・クロノグラフ」 

(型式:168589-3001)

イタリアで開催されている伝統的自動車レース「ミッレミリア」。この自動車レースを腕時計の上で表現するシリーズが、ショパールの腕時計「ミッレミリア」です。このシリーズは自動車のアイコンが随所にちりばめられており、車好きには垂涎の一本です。

 

自動車レースとしてミッレミリアの歴史は長く、1920年代頃からはじまり、かたちを変えながら今なお続いています。その特徴はサーキット場ではなく公道で開催されるところにあり、イタリア中を駆け巡る総距離は1000マイルにも及びます。これが「ミッレミリア=Mille Miglia(イアリア語で1000マイルを意味する)」という名称の由来です。

 

こちらのモデルは、クロノグラフ機能を搭載しています。文字盤の外周にはタキメーター、そして、12時位置には「1000MIGLIA」ロゴが印字されています。また、ラバーベルトはタイヤのトレッドパターンを模しており、リューズにはクラシックカーのステアリングがデザインされています。

ムーブメントにはCOSCの認定を受けたパワーリザーブ約40時間の自動巻ムーブメントが搭載されており、時計としての機能も申し分ありません。

 

 

 

④オメガ「ダイナミック・クロノグラフ・タルガフローリオ」

(型式:5241.51)

1906年からシチリア島で開催されていた公道自動車レース「タルガフローリオ」。国際的な自動車レース大会の中ではもっとも歴史の古い大会です。この大会は1973年まで続きました。

 

こちらのコラボレーションモデルは「ダイナミック」というモデルをベースに作られました。オメガのクロノグラフと言えばスピードマスターが王道ですが、王道を少し外すのであればこちらのモデルがオススメです。さらに、こちらのタルガフローリオモデルは、ダイナミックの中でもレアな仕様となっています。文字盤カラーがホワイトとマットブラックの2色の“逆パンダ”配色になっており、通常のダイナミック・クロノグラフとデザインが異なります。1973本限定です。

また、裏蓋にはタルガフローリオのマークが刻印されています。

 

 

 

⑤タグホイヤー「モナコ・キャリバー11・ガルフスペシャルエディション」

(型式:CAW211R.FC6401)

今年(2019年)誕生50周年を迎えるタグホイヤーの「モナコ」。名優スティーブ・マックイーン氏が映画「栄光のルマン」の劇中で着用していたことにより人気モデルとなりました。

 

こちらはスティーブマックイーン氏演じるマイケル・ディレイニーが所属するガルフ・ポルシェチームの印象的なカラー”ガルフストライプ”を再現したモデルです。そして、文字盤6時位置には石油メーカー「ガルフオイル」のロゴがあしらわれています。

 

クロノグラフプッシャーとは逆位置のリューズは初代モナコを彷彿とさせます。ベルトもガルフストライプカラーにまとめられており、スポーティな印象をより引き立たせます。

 

 

 

 

■最後に

 

いかがでしたでしょうか、クラシックなモデルからスポーティなモデル、モダンデザインのモデルまでピックアップいたしました。“車好き”であれば、興味がそそられる一本があったのではないでしょうか。今回例として上げたモデル以外にも、まだまだ自動車関係のモデルが多く存在しますので、探してみると面白いかもしれません。

 

 

 

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