【はじめての】一眼レフとミラーレスの違い【カメラ選び】
2019.2.10
こんにちは、KOMEHYO名古屋本店 カメラ・楽器館の小林です。
ふと、これから本格的にデジタルカメラで写真をはじめようと思ったとき、
最初に迷うポイントが
「一眼レフ」にするか、
それとも、
「ミラーレス」にするか、
ではないかなと思います。
でもそもそも一眼レフとかミラーレスってどういう意味なのか、
どういう違いがあるのか、
あまりよく知らない方も多いのではないでしょうか。
今日は一眼レフとミラーレスの違いやそれぞれのおすすめポイントについて、
ちょっとだけご説明していきます。
左が一眼レフカメラ、右がミラーレスカメラです。
機種によって差はありますが、まず大きさが違います。
ミラーレスの方がコンパクトで持ち運びに便利そう。
大きさに比例して重さも軽減されていて、
普段使いのバッグに入れて出歩いてもそれほど邪魔になりません。
反面一眼レフはちょっと大きめ。しかし大きいことはいいことでもあるんです。
握りやすく手になじむグリップや、
広々とした背面に設けられたボタンやダイヤル操作によって、
好きな機能を呼び出しやすく、
使い込めば自分の体の一部のように扱える工夫がされています。
プロ用カメラの代名詞でもある一眼レフは、完成度の高さが魅力です。
一眼レフカメラのレンズを外したところです。
一眼レフカメラは「シングルレンズ-レフレックス-カメラ(Single-Lens Reflex Camera)」。
一つのレンズとレフレックス・反射=鏡が付いたカメラという意味です。
一眼レフカメラはレンズを通ってきた光景をこのミラーで反射させて、上部の三角の中に収められたペンタプリズムで反射させて、ファインダーに映します。
このファインダーを光学ファインダーと呼び、目の前の光景をリアルタイムにライブで見ることができるのです。
↑一眼レフの光学ファインダー越しに撮影。実際もっときれいに見えます!
光学ファインダーの心地よさは一眼レフの大きな醍醐味です。
電池が入っていなくてもファインダーを覗くだけで楽しめるというメリットもあります。
ちなみに一眼レフはシャッターを押すとミラーが跳ね上がり、
中にある画像センサーが露出します。
この隙に光をとらえているんですね。
続いてミラーレスカメラです。
ミラーレスカメラには先ほどのミラーがありません。
だからミラー(鏡)レス(ない)カメラというんですね。
ミラーがないので直接センサーで光景をとらえます。
撮影前の確認は液晶モニター、
またはEVFと略される「電子ビューファインダー」でおこなえます。
ここでご注意いただきたいのは、
EVFは搭載しているモデルとしていないモデルがあるということです。
今回登場してもらっているカメラ(OLYMPUS E-PL8)は、
EVFを搭載していないモデルですので、
撮影時の確認は液晶モニターのみでおこないます。
液晶モニターやEVFに表示されるのは電子変換された映像なので、
目の前そのままというわけではありませんが、
撮影前に露出やシャッタースピードの変化による描写の違いを確認できるメリットがあります。
常に液晶モニターやEVFに電子処理した映像を映しているので、
電池の消耗は早めです。
予備バッテリーを1本持っていると安心ですね。
・レンズについて
一眼レフもミラーレスもカメラだけで撮影することはできません。
セット販売されていたり、
別売りだったりするレンズを付けてはじめて撮影に臨むことができます。
作られてきた歴史の長い一眼レフはレンズの種類が非常に豊富です。
国産一眼レフの2大メーカーであるキヤノンとニコンは、
フイルム時代のレンズを取り付けることもできます(すべてではありませんが)。
中古なら数千円で買えるものもあり、
レンズ選びの楽しさ、
表現の幅広さは一眼レフを選ぶ大きなメリットです。
パナソニックが世界初のミラーレスカメラ「DMC-G1」を発売したのが2008年。
ミラーレスの歴史はやっと10年を超えたところ。
20世紀中盤から作られてきた一眼レフと歴史の差は明白です。
この10年で飛躍的に進化し、
レンズもどんどん開発・販売されてきましたが、
それでもまだ選べる種類は一眼レフと比べると少ないと言えます。
また10年ほどの歴史しかないので、
中古レンズの値段があまり下がっていない、
新品との価格差が小さく割高であるという難点もあります。
ただし、
どちらもフルサイズやAPS-Cサイズ、
マイクロフォーサーズ規格といわれる画像センサーを搭載しています!
これはスマートフォンや一般的なコンパクトデジタルカメラと比べて面積が大きいのです。
この大きな画像センサーによって高画質な画像が得られるというのは変わりません。
ここ5年くらいのモデルは液晶を回転させて自撮りしやすくなっていたり、
Wi-FiやBluetoothでスマートフォンと連携できたり、
そういうところも変わりません。
他にも構造の違いや性能の違いは挙げればまだまだありますが、
はじめてのカメラを選ぶポイントとして、
まとめるとこんな感じです。
ミラーレスの利点/向いている人
・コンパクトで持ち運びに便利。
・高画質な写真を気軽に撮りたい。
一眼レフの利点/向いている人
・光学ファインダーでかっこよく写真を撮りたい。
・いろんなレンズをつけかえて本格的な表現に挑みたい。
どちらを選んでも後悔することはないと思います。
バッグにミラーレスを忍ばせたり、
首から一眼レフをぶらさげたり、
そうしたらこれまで見えていたものが全然違って見えてくるはずです。
はじめてのカメラを手に入れましょう。
きっと毎日がもっとたのしくなりますよ!
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