エルメス ベアンの魅力|種類や構造の違いなどを徹底解説

■エルメスの長財布 べアン

昔から、ラグジュアリーブランドの財布は人気のアイテムです。
バッグよりも手頃な価格が多い為、憧れのブランドで何か手に入れたい、と思ったときに購入を検討するアイテムではないでしょうか。

今回は、その財布の中でもエルメスの代表的な財布「ベアン」を紹介いたします。

ベアンの魅力

ベアンは20年以上前から販売しているエルメスの伝統的な財布です。
正面にエルメスのアイコンである”H”の金具が装飾され、ベルトを通すことで開け閉めを行う構造です。
内側の構造はカードポケット5枚、お札入れが1つ、領収書等が入れられるポケットが3つと収納性があります。
シンプルなデザインだからこそ、品質の良さが伝わる逸品です。

 

■ベアンの歴史

ベアンの誕生は20年以上前まで遡り、以降はエルメスの代表的なレザーアイテムとして、現在に至るまで多彩なカラーで販売されています。

■べアンの年式による構造の違い

【旧タイプ】
外側のH金具は、シンプルなHの文字になっています。
この頃のベアンは、コインケース引手のファスナーは自社製ではなく、他社製品で製造されていたといわれています。

 

【現行タイプ】
2000年台初頭から、Hの金具の横線がくり抜かれた仕様に変更されています。
この辺りから、コインケース引手のファスナーは、HERMESの自社製で製造され始めたといわれています。

 

■ベアンのバリエーション

ベアンはいくつかのバリエーションで展開されています。
それぞれ大きさが異なる為、種類ごとに説明してきます。

ベアン クラシック

横幅17.5センチ 縦9センチ マチ幅1センチ 
カードポケット5 コインケース1 札入れ1 ポケット3


誕生当初から発売されているデザインです。
札入れ部分にはマチがなく、厚みがないため上品な雰囲気です。

ベアン スフレ

横幅17.5センチ 縦9センチ マチ幅1センチ
カードポケット5 コインケース1 札入れ1 ポケット3

クラシックと比較すると、構造にほとんど違いはありませんが、札入れ部分に1㎝ほどのマチ(赤枠)があります。

ベアン 2PLIS

横幅17.5cm 9.5cm マチ幅1.5cm
カードポケット10 コインケース1 札入れ1 ポケット4

外見上のデザインはベアンと比較してもほとんど違いがありませんが、内側の構造が折り返しになっているので、カード類を多く収納することが出来ます。

ベアン コンパクト

横幅12センチ 縦9.5センチ マチ幅1センチ
カードポケット4 コインケース1 札入れ1 ポケット2

ベルト通しのデザインはそのままに、横幅を短くしたベアンです。
お札は二つ折りで収納するタイプです。

ベアン レクトベルソ

横幅10センチ 縦10センチ マチ幅2センチ
カードポケット8 コインケース1 札入れ1  ポケット2

ベアンコンパクトと比較して、やや小ぶりなサイズ感になっていますが、カードポケットは8枚と増加しています。
ベルト通しのデザインは飾りで、スナップボタンでコインケース開け閉めする構造になっています。

■最後に

エルメスの伝統的なアイテムであるベアン。

エレガントなデザインに実際に触れてみる事で、その品質の良さを実感できると思います。
ぜひ一度、手に取ってご覧ください。

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