【ブランドの付属品】買取価格に影響する付属品について解説

付属品は全て保管する必要がある?

最近は、フリマアプリやリサイクルショップなどの利用が一般的になり、購入したアイテムなどを売る機会が増えてきています。
欲しいと思ったアイテムを購入する際、頭の中で「いつかは手放す」ことを意識したことはないでしょうか。

実際に、家に帰って購入したバッグを箱から出したとき、購入した時のレシート、ブランドロゴが入った紙袋、箱にくくられた可愛らしいリボンなどを見て、「これは、捨てずに保管しておいた方が良いのかな?」と悩んだことはありませんか?

査定に出されるお客様で「品物以外に、何を持ってきた方が良いのか?」とご相談を受けるケースがあります。

もちろん、購入した時に付いていたものは、全て保管しておいた方が良いですが、不要なものまで保管するのは避けたいですよね。実際に、買取価格に影響しない物も数多くあります。

今回は、買取価格に影響する付属品、について説明します。

買取価格に影響する付属品とは


「買取価格に影響するもの」ということは「次に販売するときに、付属品の有無で販売価格に影響があるもの」ということになります。
つまり、次に品物を購入する人がその付属品を必要とするか、が重要になってきます。

たとえば、直営店で購入した日付・店舗が記載された保証書と、買ったときに付いてきたリボン、この2点を比較した時に、どちらが値段に影響するか、イメージが付きやすいと思います。

では、具体例を挙げながら説明させていただきます。

カギ、ショルダーストラップ、時計のブレスレットのコマなど

これらの付属品は”商品機能”に影響する為、買取価格への影響は大きいです。
自分が使用する時に、使わないと考えて捨ててしまうと、手放すときに損をしてしまうケースがほとんどです。使っていなくても、失くさないように大事に保管することをオススメします。

保証書・ギャランティーカ-ド・ショップカード

これらは買取価格に影響する可能性がある為、保管することをオススメします。
ギャランティーカード・保証書は、「一次流通(ブランド)によって製造された品物であることを証明する役割」を持つからです。

次に購入する人は、保証書がつくことでその品物に対する安心感が高まります。
つまり、次に販売する際の価値に影響を及ぼすということです。

ショップカードは、ギャランティーカード・保証書が付いていないブランドにおいて、販売店舗で付けられるカードを指すことが多いです。
これには、購入日付や商品情報が記載されている事がある為、直営店で購入した場合は、保管することをオススメします。

また、ブランドによっては販売時にレシートしか渡されないケースがあります。
そういった場合は、念のためレシートも保管しておきましょう。

箱・保存袋


意外かもしれませんが、箱や保存袋の存在が買取価格に影響するケースはかなり限定されます。
それは、品物の状態(新品や未使用品)と、時計や宝飾品の場合です。

次に販売する際に箱・保存袋がないと、未使用品として販売できないケースがあること、また時計や宝飾品は、箱自体が保管ケースとしての役割が強く、中古品でも買取価格に影響する場合があります。

購入レシート


買取価格に影響するケースは、ほとんどありません。
なぜなら、再販する際に、直営店の販売レシートを付けることは無いからです。

ただし、以下のケースの場合は、保管することをオススメします。

それは、「保証書・ギャランティーカ-ド・ショップカード」を発行していないブランドを購入した場合です。
買取店舗によって異なりますが、「購入レシートが無いと買取していないブランド」が稀にあります。

もし、購入時にブランドの証明書などが付いていない場合は、購入レシートを保管することをオススメします。

紙袋(ショッパー)・リボンなどの包装材


こちらも買取価格の影響はありません。
紙袋・リボンの有無で、次に販売する価格が変わることは、ほとんどないからです。

まとめ

買取価格に影響する要因は、基本的に品物の状態や製造年式など、品物本体の影響が強いです。
ただし宝飾品、時計、バッグなど、品物によっては付属品があたえる買取価格への影響が異なるケースがあります。

今後、買取りを検討される際に、今回の付属品についての考え方を参考にしてみて下さい。

また、査定に出す店舗によって基準が異なる為、迷った場合は買取しているお店に相談することをオススメします。

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